ホンダのテスト車に乗って、自動運転の時代はもう少し先になりそうな予感がした
掲載 更新 carview! 写真:ホンダ技研工業、編集部
掲載 更新 carview! 写真:ホンダ技研工業、編集部
ホンダの先進技術をメディアに説明する「ホンダミーティング」というマニアックなイベントが開催されました。八郷隆弘社長も登壇し、海外のジャーナリストなども参加するビッグな催しであります。
編集の注目は“(ホンダの)自動運転技術はいまどのレベル?”です。自動運転にどんな技術が使われているのかを知るにもいい機会となったので、わかる範囲で説明してみましょう。
試乗したのは「レジェンド」に自動運転デバイスを組み込んだテスト車両。オーバルのテストコースに入って、出るまでに、2段階のレベルを体験しました。
1:本線合流前にボタンを押すとレベル2の自動運転開始
→合流支援、追い越し、レーンキープ
→ハンドル、アクセル/ブレーキは自動
※運転責任はドライバーで、前を監視している必要あり。
2:途中で渋滞に捕まると、レベル3に移行
→ドライバーは運転監視から解放され、サブタスク(TV電話)をする
※システムが運転責任を持ち、システムが要請すれば運転を代わる。
・・・試乗自体は最近よくある自動運転のそれで、テストコース内ということもあり、車両の動きはスムーズで安心感のあるもの。途中、遅いクルマを車線変更して追い抜くシーンも違和感はありません。
テスト車には自動運転のための下記のシステムが搭載されていました。
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・自車位置を認識する高精度の地図(ダイナミックマップ)
・外界を認識する2系統のシステム(2つ組み合わせて精度を上げる)
1:カメラ+ミリ波レーダー(Radar)+ECU
2:カメラ+レーザーライダー(LiDAR)+ECU
・ドライバーの状態(寝てるかなど)を検知するカメラやセンサー
・ドライバーに情報を伝えるディスプレイなどのインターフェース
・電動ブレーキや電動ステアリング、システム用の電源
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・・・やはりというか、今のところはかなりの重装備ですよね。
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