ハイト系のボルボV90クロスカントリーに初試乗。氷上4WD性能は?
掲載 更新 carview! 文:佐藤 久実/写真:ボルボ・カーズ
掲載 更新 carview! 文:佐藤 久実/写真:ボルボ・カーズ
さて、今回のイベントは、通常のニューモデルのローンチではなく、「ウィンターテストドライブ」として開催された。ストックホルムからさらに国内線に乗り、オスターサンド空港に降り立つと、早速試乗車の隊列が出迎えてくれた。冬の北欧となれば、極寒の地を予想していたのだが、意外にも外気温はマイナス1度と暖かい。ちなみに、前の週はマイナス20度だったそうだ。雨が降り、気温が上がり、結果、車道の雪はほとんど溶けた状態である。良いのか悪いのか…。
とはいえ、完全なドライ路面ではなく、滑りやすいとされる温度だけに、緊張感のあるドライブのスタートとなったが、やがて全身の無駄な力が抜け、リラックスしていた。緊張感がいつの間にか安心感に変わっていたのだ。
ファースト・インプレッションは、すごくスッキリとした乗り味だ。剛性感が高く雑味はないのだが、ドイツ車みたいにバシッと硬質な感じでもなく、デザイン同様、有機的な優しさがある。雪があったりなかったり、しかも足元はスパイクタイヤとなれば、かなり粗い乗り心地かと思いきや、これがすこぶる快適。Eco、Comfort、Off-Road、Dynamic、そしてIndividualと5つのドライブモードを選択でき、ステアリングの重さやアクセルレスポンス、ブレーキペダルフィールなど、ドライバーの好みを選べるが、今回の試乗シチュエーションでは、基本、Comfortモードで何の不満も感じなかった。
そして、静粛性の高さにも驚かされた。リヤのバルクヘッドを持たないワゴンボディなのに、ガリガリと路面を掻く音が聞こえるでもなく、パッセンジャーシートはもちろん、リヤシートの乗員との会話を妨げる雑音もない。全般的に、上質感が印象的な走りだ。
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