ジャガーFタイプ試乗。ベストはV6か、V8か?
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:ジャガー・ランドローバー・ジャパン
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:ジャガー・ランドローバー・ジャパン
今回はサーキットを数ラップドライブできるお楽しみが用意されていた。ここでは380psのV6を試すことができた。トルコンATだが、パドルを使うとそれなりにスポーティに走れる。インストラクターが見張り役として助手席に乗るので、コンピューターをカットしてドリフトして走ることはできなかったが、ブレーキもよく効く。汗をかかない程度の走りならサーキット走行は大満足だ。スポーツモードではスロットル特性とアダプティブ・ダンパーを「スポーツ」に固定できるが、ノーマルのダンパーでもサーキットは走れる。コンピューター制御のシャシーデバイスは最小限なので、ドライバーに忠実に走ることができる。横滑り防止装置DSCも最小限の装備だ。
しかし、もっともホットなドライブは最後のワインディングコースでドライブした5リッターV8SC、495ps/625Nmの「F-TYPE V8 S」 だ。この強烈なパワーユニットではいとも簡単にタイヤが悲鳴を上げる。トラクションコントロールをオフにするとテールスライドは簡単だ。だが、リアが暴れ出しても抑えることは難しくない。そこは英国流なのだろう。
オープンで走っているので、常時エキゾーストサウンドを楽しむことができる。低めの音は過給器付きなのでメルセデスSL63AMGを上品にした感じだ。理性を狂わせるほどではないが、V6では出なかったアドレナリンが適度に出た。
日本にはベースモデル「F-TYPE」と並んで「F-TYPE V8 S」も導入されるが、0-100km/hを4.3秒で駆け抜ける俊足ぶりはかなり魅力的。実際に価格を考えるとお奨めは495psのV8だと結論づけたい。このパフォーマンスなら充分にライバルとバトルできるはずだ。
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