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Eクラス海外試乗、後編はE63AMG S 情報も

新型Eクラスはエンジンの総合デパート

新型Eクラス・レポートの後半では最新のメルセデスの技術をさらに深く掘り下げてみよう。国際試乗会では先進的なガソリンエンジンのE250と新開発の3LV6ターボのE400、さらにユーロ6に対応したディーゼルモデルのE300ブルーテックに試乗した。グローバル市場で市販されるEクラスはメルセデスの中心的なモデルであるから、搭載されるエンジンの種類は最も多い。

「ディーゼルかガソリンか」という専門的な議論は省くが、石油からガソリンを精製する工程で軽油も精製されるので、自動車燃料を石油に頼る限り、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンは両方とも必要だとメルセデスは主張する。現実的な見地でも、大幅なCO2削減のためには、低負荷でもポンプ損失がなくノッキング耐性の高いディーゼルエンジンは、SUVなどでは圧倒的に有利である。

一方、米国で始まったシェールガス革命もあって、天然ガス車のニーズが高まっている。ガソリンエンジンをベースにしたCNGエンジン車が必要となるが、その場合は2L4気筒の直噴ターボを積むE200がCNG車となる。

新型Eクラスのガソリンとディーゼルエンジンはそれぞれ8種類用意されるが、待望のハイブリッドはなんと2.2Lディーゼルと組み合わされている。Eクラス最強の大トルクを誇る一方で、CO2排出量は最も少ないエコカーでもある。走りは肉食系だが、環境負荷は草食系というユニークな存在なのだ。多様なエンジンは各国の排ガス規制や燃料の品質を考慮して、ぞれぞれの地域にディストリビュートされる。

例えばディーゼルに関しては、排ガス規制が厳しい日&米市場では3LV6のブルーテックディーゼルが先行的に販売されていたが、今回は欧州のディーゼルもユーロ6対応になった。2.2Lディーゼルはまだ欧州仕様だが、やがて日米でも市販されることを期待したい。合計で18種類のエンジンを使い分けるEクラスには、メルセデスのエンジン技術が集約されているわけだ。

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