新世代ジャガー、ダウンサイジングで走りは?
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:篠原 晃一
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ジャガーのサルーンというと、最小のXタイプがカタログから消えてからは、Sタイプの後継車として2008年に発売されたXFがラインナップの下限を担っている。このXFこそ、新世代ジャガーサルーンのスタイリングを最初に纏って登場したクルマだが、2011年にボディにフェイスリフトをうけ、ルックスに一段と魅力を増したのが記憶に新しい。
今回それに次ぐマイナーチェンジが施されたが、その主眼は主要パワーユニットのダウンサイジングにある。日本仕様のエンジンはこれまで、3リッターV6、5リッターV8、同スーパーチャージドの3種類だったが、今回2リッター直4ターボ、3リッターV6スーパーチャージド、5リッターV8スーパーチャージドの3種類に大幅変更されたのだ。それらのパワーとトルクは順に、240psと340Nm、340psと450Nm、510psと625Nmとなる。それにともなってトランスミッションも6段ATから8段ATへと確実に近代化されたが、それらの主眼が燃費と環境性能の向上にあるのはいうまでもない。
そこで今回は、2リッター直4ターボのベーシックモデルたる2.0Luxuryと、3リッターV6スーパーチャージド搭載の3.0 Premium Luxuryの2台のXFに乗ってみた。この2台、乗り比べれば当然ながら3リッターV6スーパーチャージドの方がパワフルだが、パフォーマンス的には2リッター直4ターボでもまったく不足はなく、都心から首都高に乗って東京湾アクアラインまで往復しても、加速に不満を感じることはなかった。またエンジン音をはじめとする快適さの分野でも、たしかにサウンド的にはV6の方が好ましいものの、直4でも安っぽさを感じさせられることはなかった。
純粋に乗り比べると、2.0 Luxury より3.0 Premium Luxuryの方が全般に心地好さは上ではあるが、595万円に対して829万円という決して小さくない両者の価格差に見合うだけの違いがあるかというと、必ずしもそうはいえないというのが正直な印象だった。
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