7割がディーゼル購入 三菱 パジェロに試乗!
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:篠原 晃一
ジープのライセンス生産をしていたミツビシが、世界に向けて輸出できるオフロードカーをつくりたい(契約上ジープの輸出はできなかった)という想いから82年に発売したパジェロは、狙い通り世界中で大ヒットを記録した。パリダカでの活躍も印象的だったが、ユーザー目線からいくと、それまでタフな悪路を走るためだけのクルマだったオフロード4WDを、街乗り用のトレンディーなクルマへと変えたのがパジェロの成し遂げたもっとも大きな功績だったのかもしれない。
しかし、今回乗った現行(4代目)パジェロは、意外にもそんな過去のパジェロストーリーとは真逆をいくクルマだった。見て、乗って感じたのは、骨太、タフ、実用性重視…といった言葉ばかり。80年代には「きわめて乗用車的でモダン」だったパジェロだが、乗用車をベースにしたラグジュアリーなSUVが数多く登場した現代の価値観で眺めると、その内外装や乗り味にはもはや「古典的」という表現が似合う。
もちろん、ミツビシはパジェロに現代的な価値観を与えるべく定期的なアップデートを施してきた。そのうちのひとつが2010年に投入したクリーンディーゼル。世界でもっとも厳しい日本のポスト新長期規制をクリアする3.2リッター直4ディーゼルはユーザーから大きな歓迎を受け、現在では日本で販売されるパジェロの約7割を占める。さらに、2011年10月には内外装のブラッシュアップを実施。メッキ部分を増やしたフロントグリルやボディ同色にしたフロントバンパーなどによって迫力と上質感を演出。インテリアにもメーター色やシート地の変更を加えている。
とはいえ、1メートルポール規制に対応するための補助ミラーは依然として残っているし、インテリアの樹脂パーツの質感も決して高くない。安いグレードでも260万円。最上級グレードともなれば500万円近いプライスタグを付けているクルマだけに、内外装の仕上げにはもうひと頑張りを期待したいところである。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
F1、24時間年中無休の“無料”ストリーミングチャンネルをアメリカで設置。過去レースやドキュメンタリーも放送
トヨタ新型「クーペSUV」世界初公開! 鮮烈「赤内装」が超豪華! 流麗ボディ&最新サメ顔がカッコイイ新型「bZ3C」北京で発表
人中心の「生きる歓び」を届け!マツダが新型クロスオーバーSUV「MAZDA CX-80」を欧州向けに発表
ゲーム内で先行体験! AFEELAプロトタイプがグランツーリスモ7に登場
商用車から登場した名車!! ミニカは三菱のクルマを世に知らしめた名作だった!
アルファ ロメオ「33ストラダーレ」をオーダーした日本人とは? ボディカラーは「ロイヤルブルー」を選択しました
マツダが北京モーターショーで新型電動車2車種を初公開。2024年中には1車種を発売
トヨタ新型「ファミリーSUV」世界初公開! 斬新サメ顔が超カッコイイ! 白内装が豪華&居住性がスゴイ! オシャレな「超静音モデル」北京で発表
日本初の月面着陸&撮影に成功した変形型探査ロボ「SORA-Q」がトミカに! 着陸実証機とセットで受注販売
都市部におけるBEVの課題解決に──アウディがすべてのBEVユーザーに向け急速充電施設「Audi charging hub紀尾井町」をオープン|Audi
【ゴールデンウィーク渋滞予測2024】混雑を避けて移動したい! 道路別・渋滞予測まとめ
中国自動車業界における歴史的一歩! テインサスペンションの純正採用が実現
WR-Vには負けられん! 「ヴェゼル」が新顔「ハント」を加えて色々テコ入れ、格の違い目指す
【1年以内に発売予定!】トヨタ新BEV「bZ3C」&「bZ3X」を中国で世界初公開
マツダが後輪駆動スポーティセダン「EZ-6」を中国で発表! 新型「CX-5」を匂わすSUVコンセプトも
伝説の「パジェロ」に続き「パジェロミニ」も開発中か。三菱が“令和のRV軍団”復活へ
【こりゃ驚いた!】欧州三菱コンパクトSUV「ASX」がマイナーチェンジで顔一新!
【同じに見える人集合】新型ミニはどこが変わった? 新旧の違いを写真でチェック!
200万円台前半でも走りはシビック級。コスパの鬼「WR-V」の秘密はホイールベースにあった
新型GR86は1.6Lターボ? 謎多きスープラの本性は!? S耐開幕戦からGRの次世代モデルを占う
ホンダのお手頃SUV「WR-V」が絶好調。一番人気は中間グレード「Z」、色はプラチナホワイト