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新型911超速レポ後編、マニアもアンチも惚れる

リアシートは相変わらず…

さて、こうした技術的なフィーチャーを反芻しながらクルマを一周しコクピットへ入る。いつもの事ながらポルシェに乗り込むにはアクロバチックな姿勢を要求しない。これが広いユーザー層の理由の一つだ。

インテリア・デザインもドライバー正面に大径タコメーターを中心にした5連メーターなどを踏襲し基本的にはキープ・コンセプトである。ただしダッシュボード中央からやや高めにそそり立ったセンターコンソールはデザイナーのマウアー氏によればカレラGTを思い起こさせる新しいインテリア・デザインのアイコンである。加えて使用されているマテリアルは質感が高く、緻密な仕上げ感とともに911をハイエンド・スポーツカーの領域に運び込んでいる。ところで10cm延長されたホイールベースに過大な期待を抱かない方が良い。リアコンパートメントは相変わらず2プラス「ワン」、つまり大型犬に適当な広さしか提供していない。

ニューポルシェにもスライディングルーフは注文装備ができるが、その構造は以前とは違う。これまでは開口部分はルーフの下へ滑り込んでいたが、このモデルからはルーフの上を後方へ移動する。ヘッドルームを従来モデルより15mmも稼ぐためだ。もちろんウィンドバイザーが風の巻き込みを防ぐが、おもしろいのはこの時の空気の流れを整えるためにスポイラーの角度を3度増して14度としている点である。ポルシェの空力スペシャリストのこだわりが伺える配慮である。

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