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ゴルフカブリオレ試乗 待った甲斐があった!

クラスチャンピオンはどう進化した?

リーバイスの501、ZIPPOのライター、ロレックスのデイトジャスト…男なら(別に女でもいいけど)いつかは手に入れたい超定番アイテムってのがあって、その4シーターオープンカー版が「ゴルフカブリオレ」だと俺は勝手に思っている。とにかく完成度、いや“万能性”がハンパないからだ。

ハードトップ並みに優れた幌布のルーフだけじゃない。オープンボディとは思えない高剛性ボディに、大人4人がしっかり乗れる居住性、いったいどこに幌を収納してるんだ? と言いたくなるくらいのラゲッジスペース。ぶっちゃけこれさえあれば“ゴルフ”すらいらない。そういうクルマだったのだ。

しかも出来の良さもあってモデルサイクルは異様に長く、名声を確立した初代は、79年から約13年間の長きに渡って作られ、2代目カブリオレも3代目ゴルフの時代に始まり、顔を変えて4代目の時代まで作られた。ただし、その後は5代目ゴルフの時代にハードトップオープンの「イオス」が作られたこともあって空白期間が続いたが、今年ようやっと待望の新作、4代目カブリオレが登場した。

だが、その間に実用4シーターオープンの世界にはプジョーやルノーなどのフランス製CC勢や、広い意味ではMINIコンバーチブルなんかの独勢も台頭。さしものクラスチャンピオン=ゴルフカブリオレとはいえ安穏としてられないわけで、数々のハイテクを導入。そこでオープンバカの不肖小沢がチェックしてみたってワケ。果たしてその実力はいかに?

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