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新型1シリーズ試乗 BMWたらしめる素質は?

確信犯的デザイン

新型BMW1シリーズの国際試乗会がドイツ・ベルリンで開催された。多様性、若さ、そしてオープンでエネルギーに満ちあふれている都市であり、1シリーズのイメージと共通することから開催地として選ばれた。

2004年にローンチされた初代1シリーズは、130カ国で100万台を超える販売台数で成功を収めたモデルであり、2世代目となる新型も、初代を踏襲したエクステリアデザインとなっている。

空港のパーキングに整然と並び出迎えたニューモデル。しかし、その初対面は、必ずしも好印象ではなかった。というのも、新型はBMWの“顔”であるキドニーグリルが立体的になっているが、マスク全体はちょっと間延びしたような感じで、パグとかブルドッグなどの“ブサカワ系”を思い起こさせたからだ。

しかし、BMWとしてみれば確信犯なのだろう。前デザインディレクター、クリス・バングルが最初に世に放った7シリーズもデビュー当時、世間的には酷評された。でも、段付きのトランクなど、そのデザインディテールをこぞってライバルがとりいれ、気づけばスタンダードとなっていた。一見してカッコ良いと思えるよりも、モデル末期になっても古さを感じさせず、飽きのこないデザインをポリシーとしているため、きっとこの1シリーズもいずれ「デザイナーとしての先見の明があったんだ。」と納得する時がくるのだろう。

ルックスこそ若干の違和感を覚えたが、室内に乗り込むと全体的にクオリティが向上しているのは一目瞭然だ。スペースももはや“コンパクト”という表現がそぐわないほどゆとりがある。特に、ボディ全長が85mm、ホイールベースが30mm延長され、リヤシートの足元が21mm拡大しているため、後席の居住性も向上している。

今回、「ノーマル」に加え、内外装に独自のデザイン装備を備える「スポーツ」「スタイル」の3つのラインが用意されているのもBMWとしての新たな試みだ。

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