最上級は、ハイブリッド 変わりゆくクラウンらしさ
掲載 更新 carview! 文:川端 由美/写真:荒川 雅臣
掲載 更新 carview! 文:川端 由美/写真:荒川 雅臣
13代目を数えるクラウンの、走りを追求したアスリートと乗り心地の良さを吟味したロイヤルサルーン、その双璧を越えた上に君臨する最上級モデル。「クラウン・ハイブリッド」を簡単に説明すると、そういうことになる。そう聞いて、時代と共に”クラウンらしさ”も変わったんだなぁと思ったのは私だけではないはずだ。だって、トヨタを代表するセダンであるクラウンの、いわゆる「一番イイヤツ」がハイブリッドなんだから。
そもそも、クラウンにハイブリッドが登場したのは、先々代の11代目からだ。そのとき搭載された”マイルド・ハイブリッド”は、今のプリウスに積まれる「THS2」とはかなり違うシステム。平たく言えば、快適性を重視するクラウンの性格上、アイドルストップをしてエンジンを止めている間もエアコンを使い続けるためのハイブリッドだった。技術的には、当時、MIT(マサチューセッツ工科大)が提唱していた42Vという高圧系を世界で始めて採用した乗用車として注目されたが、スムーズさに感心はしても、感動する走りではなかった。当時は、スムーズネスが何より「クラウンらしさ」だったのだ。
ところが、だ。今回のクラウン・ハイブリッドは一味……どころか、かなり違う。驚くほど走りにふった先代ゼロクラウンを経て、さらに環境問題が騒がれる今、時代とともに「クラウンらしさ」が変わりつつあることを感じさせる出来だった。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
【特集】レッドブルの非情なドライバー育成……しかし彼ら以上にドライバー育成に注力してきた存在はゼロ
前の車との「車間距離」めちゃ大事! でも運転中「どうやって」測る!? 「高速」や「一般道」で適切な車間を取る方法とは
まるでリアルRPG!? 目指せ鈴鹿8耐優勝! レーシングライダー石塚健が新チーム立ち上げを発表
デジタル装備が進化、走行性能もアップ!フリークも納得した新型「ゴルフ8.5 GTI」の高い実力
【MotoGP】ホンダは思ったより大丈夫? アプリリアから加入のアルベシアーノ「革命は必要ない」
「これが普段使い!?」メルセデスAMG A35が“異次元”サウンドマシンに進化 Pro Shop インストール・レビュー by レジェーラ 後編
スーパーフォーミュラの改革は話題づくりだけじゃない。さらなる発展に不可欠な“制度整備”……ハンドボールリーグ元事務局長が荒地を耕す
スバル新型「S210」登場! 計算された“300馬力”の意図は? めちゃ速いのに室内が超快適なワケとは? 「“スゴい”スポーツセダン」についてSTI本部長に聞いてみた!
今や“シールドあり”が主流!? 「オフロードヘルメット」とは?
タナク、2.5秒差の3番手から虎視眈々「明日を楽しみにしている」/WRCスウェーデン デイ2コメント
ランチア「ストラトス」やアウディ「クワトロ」など貴重なラリーカーが富士を逆走!「トヨタ7」のエンジンにも火が入りました
Genbの『ハイエース』用ブレーキパッドが進化、同乗者や積載物にも優しい自然なフィーリング実現
【あなたはどっち?】クルマの購入は計画的に! 買うなら「ローン」か「一括」か問題を考える
クルマ好き男性にそっと教えてあげたい。同乗女性からの“格付け”をガタ落ちさせる「ヤバい仕草」4選
【すでに販売枠終了の噂】新型「GRカローラ」日本初公開。台数制限ナシでもまた買えないのか…?
【アルヴェルオーナー必見】「レグノ」の新作「タイプRV」は、後席の快適性爆上がり+運転も楽しめるタイヤだった
【高性能なだけではダメ?】新型GRカローラが先輩GRヤリスを超える“伝説の名車”に育つ鍵はナラティブ(物語)にあり
【今さら聞けない】車好きが得意げに語る「FF・FR」って何ソレ? 雪道で四駆が強い理由も解説
GRスープラ“最終仕様”日本初公開に「カッコいい」「生産終了が惜しい」の声…300台限定で今春投入
【本当はどうなの?】再々販「ランクル70」オーナー評価…燃費、盗難など「不便」は当り前。MT待望論も
【BEV戦略は撤回】ボルボの頂点「XC90」が末期でも大幅改良の背景。BEVより注目度も高そう
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!