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V8ヴァンテージ海外試乗 変えるもの変えないもの

レースシーンで輝くアストン

ディーゼルパワーを見せつけられた今年のル・マン24時間耐久レース。アウディvsプジョーという図式は最後まで崩されず、接戦に次ぐ接戦を繰り返した。今年はその熾烈な争いを最終シケインの入り口で見ていたのだが、進入速度の速さはもちろん、ガソリンエンジンとは比べ物にならない静かなエンジンサウンドに驚かされた。ディーゼル=ノイジィという概念はもはや成立しない。

そんなセンセーショナルな出来事は別のクラスでも見ることができた。最高峰のLMPではなくGT1クラスで、だ。視線を釘付けにしたのはアストンマーティン。昨年、それまで連覇していたコルベットレーシングからポディウムのセンターを奪ったことで、ここでもライバル同士が熾烈な戦いを行っている。

アストンマーティン「DBR9」のシケインへの進入速度は明らかに速い。前述したふたつのブランドを抜かせば、LMPクラスに匹敵するほどだ。そして、きれいに脈打つエンジンサウンド。他のマシンがバックファイヤーのバリバリバリというけたたましい爆音とともに減速していく中、アストンだけは気持ちのいいブリッピング音を奏でる。まるで、スポーツカーはスタイリングだけでなく、エンジンサウンドも美しくなければならない、といっているようだ…。

すでにご存知の方も多いと思うが、アストンマーティンは今年ニュルブルクリンク24時間耐久レースでも好成績を残している。ル・マンでは今年からスポンサーとなったガルフカラーの「DBR9」が、ニュルではイエローボディの「V8ヴァンテージ」がオーディエンスの熱い視線を集めた。ただ、そのイエローボディにはふたつのモデルが混在していたことを知る人は少ないかもしれない。ひとつは既存のV8ヴァンテージ、そしてもうひとつ、他ならぬアストンマーティン代表のウルリッヒ・ベッツ氏がステアリングを握っていたのがその進化版だ。

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