Bクラスがマイナー。安全装備もさらに充実!
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:荒川 雅臣
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:荒川 雅臣
安全性能、快適性能そして環境適合性能を向上させるべく、06年に日本導入を果たしたベンツBクラスがマイナーチェンジされた。
そもそもBクラスとはどのようなクルマなのか。全長は4270mmで、ベンツで最もコンパクトなAクラスの約3.9mと、ベーシックセダンともいえる全長4.6mのCクラスのちょうど中間に位置する設定。デザインのバランスが取れているからこそ写真では伝わらないかもしれないが、1605mmの全高と1780mmの全幅により、実際に目にしてみるとボリューム感があり存在感が高い。そのキャラクターは独創的とも感じるもので、国内のカテゴリーで言うところのミニバンにあたるフォルムだが、3列目シートは存在していない。その分、広い室内空間を積載性能と快適居住性のために使っており、アクティブなカーライフを過ごす方に人気がある車種である。
今回変更された内容は幾つかあり、まず外装。グリルデザインとフロントバンパーのデザインが変わり、エレガントな雰囲気から自己主張を強くするかのようなスポーツ性を感じる雰囲気に変わった。個人的な主観だが、以前のデザインは女性ユーザーも強く意識していると感じていたが、今回の変更は男性を強く意識して力強さを強調したカッコよさが増したと直感する。
そして、室内の変更は外装のように目に飛び込んでくるインパクトこそ少ないが、シートの素材やドアトリムなどが変更され、さりげなく質感が高められていた。
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