本命V10エンジンを搭載 アウディR8に試乗!
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:アウディ ジャパン
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:アウディ ジャパン
V10エンジンを手に入れたことでアウディのミッドシップスポーツカーR8はようやく目を覚ました感がある。生まれも育ちも申し分ない家系なのになぜか日本では人気がないスポーツカー。それは1500万円以上の価格帯で販売されるスポーツカーにもかかわらず、その本質的な正体が明らかにされていなかったからだ。「スーパーカーなのか、スポーツカーなのか?」。その問いかけは禅問答のように思えるが、スポーツカーの世界では、ポジションをもっと明確にする必要があるだろう。
そこでアウディの歴史の蓋を開けてみる。実はアウディほどモータースポーツと深く関わってきたブランドは珍しく、その背景に数々の先進技術という財宝が隠されているのだ。例えばPワーゲンと名付けられたミッドシップレーサーは、アウディの創立者であるホルヒ氏が、レースで勝つめたにフェルディナンド・ポルシェ博士に依頼して開発したもの。ポルシェが作ったレーシングカーという意味のPワーゲンは、6リッターV16気筒スーパーチャージャーを持つエンジンをミッドシップに搭載するという、当時では画期的な先進性を持っていた。
さらに1980年には乗用車四駆クワトロをデビューさせるが、この技術はポルシェ社からアウディ社に転出してきたポルシェ博士の孫のピエヒ氏の作品であった。高速型四駆の優秀性を立証するために、アウディは世界ラリー選手権に参加し、クワトロ旋風を巻き起こしたことは記憶に新しい。
つまりアウディブランドのバックボーンにはモーターレーシングの歴史があるのだ。アウディがアルミボディのR8を開発したことはむしろ当然だったかもしれない。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
テラチャージが東京西徳洲会病院にEV充電器を導入予定 2024年秋
アキバ・スクエアでバイクイベント「8月19日はバイクの日 HAVE A BIKE DAY」を8/19開催!
今週は湖に繰り出す気マンマンだった……オジェの代役で急遽ラリー・ポーランド参戦のロバンペラ、準備不足は否めず「かなり厳しい」
いまハイエースを売ったらいくらになる!? 2024年6月の買取相場
3年ぶり刷新! 日産「新型“小さな”高級車」初公開! クラス超え「上質オシャレ内装」×斬新グリル&ホイール採用! 新型「ノートオーラ」改良のポイントとは
『ぽんこつジムニー』ハコ替え計画26-3「JB64のシートを移植しよう」
ポルシェ「911ターボ3.6」が約4360万円で落札!「964型」で最も人気のある1台は「マイルからキロ」に変更されていました
VW『ジェッタ』に改良新型、表情変化…米国発表
ハミルトンに対するチームの陰謀を主張するメールがF1関係者に届く。メルセデスは捜査を依頼も、警察は犯罪行為を否定
【このSクラスなんぼ?】1988年式のメルセデスSクラス(W126)が4千ユーロ(約68万円)以下?その理由は?走行距離だ!
「ボルボ」ってどんな香り? D.S.&Durgaとコラボし北欧をイメージした限定のアロマキャンドル「SWOODISH」発売。【新着ドライブコーデ】
BMW『X5』に25周年記念車、オフロード性能向上 8月から限定生産
ホンダ新型「フリード」発売 購入検討時にチェックしておきたいポイント&シエンタとの価格差は?
【よく見りゃ大変化!】発売迫る新型BMW「X3」のデザインやお買い得度を現行型と比べた
大幅改良で走りが激変「ヴェゼル」の買いは最上級「Z」の4WD。新設定ハントパッケージの評価は?
日産の新型3列SUV「インフィニティQX80」が米で7月発売決定。打倒レクサスLXとして日本導入ある?
本当にスポーツタイヤ!? グッドイヤーの新作「アシンメトリック6」は静かで軽い“摩訶不思議”な万能選手だった
続々PHEV化で完成するレンジローバーの唯一無二の世界観。その裏で過激なV8モデルも準備中!?
BYDの新型セダン「シール」は乗るとどう? 中華高級EVのガジェット感とコスパは日本で通用する?
アメリカ人がマツダ車を“発見”した? 「CX-70」ほか軒並みセールス絶好調の背景とは
もう待ちきれん! 新型「フォレスター」いつになったら発売される? eボクサーはどうなる?