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テスラ・モデル3の自動運転は優秀だがクルマの品質はまだまだだ

なぜ「モデル3」という名前にしたのか?

日本でも話題の「テスラ モデル3」を本格的にテストするチャンスを得た。3ヶ月ほど前の試乗は短時間だったが、今回は2泊3日の長期ドライブを楽しんだのだ。

まず「テスラ モデル3」(テスラ内での開発呼称は「ブルースター」)という名前だが、一般にはテスラの3番目のモデルだからといわれている。しかし、これは正しくない。ロータスのボディを使った「テスラ ロードスター」から数えると4番目のモデルである。

さらに、もしこの法則通りにモデル名が与えられるのであれば「モデルS」や「モデルX」との整合性が失われる。事実、このクルマはモデル三(横に3本のバー)になるはずだった。しかしこれはアディダスから横槍が入り、その結果モデルEという単純なアルファベット使用の名前に変えようとした。しかしこれもフォードやメルセデス・ベンツが使用権を確保しているために不可能だった。

その結果、シンプルな「3」が与えられたのである。

しかし、私の考えはもっと単純だ。モデルSは「メルセデス・ベンツ Sクラス」、モデルXは「BMW Xシリーズ」、そしてモデル3は「BMW 3シリーズ」と、それぞれのセグメント・リーダーをもじっている、もっと過激な表現を使えばおちょくっているのではないかと思う。それにこっちの方がイーロン・マスクらしい。

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