新型カムリに早くも試乗。走りが自慢のドライバーズカーになっていた
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
15年間、北米を中心に世界各国でベストセラーを続け、累計で1800万台も売れた実績を持つトヨタの主力モデル「カムリ」が7年ぶりにフルモデルチェンジを受けた。すでに今年のデトロイトショーでワールドプレミアを飾った10世代目の開発コードは先代のXV50から一つ飛んでXV70となる。
ニューモデルの試乗会はオレゴン州ポートランド郊外で開催された。新型カムリの注目すべき点は一昨年発表されたでエクステリアデザイン。特にフロントは最近のトヨタ・デザイン・ランゲージの進化延長線上にある。LEDのデイドライビングライトを組み込んだ鋭角的な平行四辺形ヘッドライト・ユニットを左右にレイアウトした、X文字のグリルが象徴的である。またサイドのトルネードライン、およびリアエンドはかなり大幅な変更を受けており、とくに斜め後方からの筋肉質な造形はトヨタらしからぬ力強さで新しさムンムンである。
サイズは全長4.89m、全幅1.84m、全高1.45m、ホイールベースは2.82mで、旧モデルと比較すると長く、幅広く、そして低い。約4cm低められたアルミ製ボンネット、約2.5cm低められた車高によって、新型カムリははっきり言ってカッコいい。
ただしドイツのプレミアムブランドと比べるとプロポーションを構成する“骨格”の存在が薄い。この点をエクステリア・デザイナーのイアン・カータビアノに聞くと、スケッチを描きながら「ダンサーのようなスポーティな躍動感を表現しました。むしろ伝統にとらわれないのがアメリカン・トヨタ・デザインの哲学です」と答えてきた。彼自身19年もキャルティ(トヨタの北米デザインスタジオ)に在籍しているのだから、これも実績に裏付けられた自信なのだろう。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
中上貴晶が語るテストチームとのズレ。ホンダRC213Vの現状は「問題が多過ぎる。データ解析しても表れない」
いよいよランクル250の販売がスタート!どんなモデルがライバルになる?
プリウスオーナーにおすすめ!鋭角のフロントガラスにフィットする内窓専用ワイパー カーメイト
ジープ 限定車「コマンダー オーバーランド」発売 ブラウン内装がプレミアムな室内空間を演出
レンジローバーイヴォーク 2025年モデル受注開始!PHEV車を中心に価格を見直し
ベテランだってチト怖い!? 鬼門!! [高速道路の合流]への恐怖心を払拭せよ!
昭和世代じゃなくてもグッとくる!? ちょい[イケてるクルマ]にまつわる言葉8選
新型エルグランド大胆妄想!! アルファードに勝つために必要な性能と価格とは?
なぜ「SLS AMG」は比類なきスポーツカーだったのか? メルセデス・ベンツとAMGが注いだコスト度外視の革新的技術とは
MotoGPスペインGPプラクティス|王者バニャイヤ、レコード更新し初日最速。マルク・マルケス3番手
トヨタ・ランドクルーザーの中核モデル「250」シリーズが発売。特別仕様車のZX“First Edition”とVX“First Edition”も設定
ボルボ「XC40」仕様変更&プレミアムな装備を採用した特別限定車を発売
ホンダが斬新デザインの電動SUV「e:NP2」を中国で発売。足元揺らぐBEV市場に不安も…
WR-Vには負けられん! 「ヴェゼル」が新顔「ハント」を加えて色々テコ入れ、格の違い目指す
【1年以内に発売予定!】トヨタ新BEV「bZ3C」&「bZ3X」を中国で世界初公開
マツダが後輪駆動スポーティセダン「EZ-6」を中国で発表! 新型「CX-5」を匂わすSUVコンセプトも
伝説の「パジェロ」に続き「パジェロミニ」も開発中か。三菱が“令和のRV軍団”復活へ
【こりゃ驚いた!】欧州三菱コンパクトSUV「ASX」がマイナーチェンジで顔一新!
【同じに見える人集合】新型ミニはどこが変わった? 新旧の違いを写真でチェック!
200万円台前半でも走りはシビック級。コスパの鬼「WR-V」の秘密はホイールベースにあった
新型GR86は1.6Lターボ? 謎多きスープラの本性は!? S耐開幕戦からGRの次世代モデルを占う