“特別なEクラス”として開発されたオールテレインに試乗
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
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走りもノーマルのステーションワゴンとはひと味違う。車高が高く、専用にチューニングされたABC(エア・ボディ・コントロール)を搭載しているのだから当たり前だが、重心が高くなった事による弊害はほとんど感じられず、むしろ一層上質感に溢れているのである。
搭載されるパワーユニットは「E220d 4マチック オールテレイン」が最高出力143KW(194ps)/3800rpm、最大トルク400Nm/1600~2800rpmを発生する新世代のOM654型2.0リッター直4ディーゼル・ターボ、「E350d 4マチック オールテレイン」は190kW(254PS)/3400rpm、620Nm/1600~2400rpmを発揮する3.0リッターV6ディーゼル・ターボとなる。当面はこの2種類のディーゼルのみとなる予定で、ガソリン・エンジンの追加は未定だ。トランスミッションは9速ATの9Gトロニックが標準で、駆動方式は電子制御フルタイム4WDの4MATICとなる。
実際にステアリングを握ると、その上質な乗り味に驚かされた。ベースとなったステーションワゴンも上質な走りを実現しているが、オールテレインはよりしっとり落ち着いた、クルーザー的な走りを手に入れているのである。
これにはもちろん、たっぷりのストローク量を持つエアサスペンションや、拡大されたトレッドが寄与している事は間違いない。決してフワフワとしているわけではなく、余計なローリングやピッチングは抑えられており、路面のうねりを越えた時の上下動もすぐにピタッと収束する。それでいて細かな振動は見事に遮断し、フラットで滑らかな乗り心地を実現しているのだ。
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