【東京オートサロン23】ネオクラ溢れるGクラス似ジムニーが違和感ゼロだった

リトルGにネオクラ仕様が追加

1月13日から15日まで幕張メッセで開催の東京オートサロン23。綺羅星のごとく多くのカスタムカーが展示されているが、エアロパーツの雄であるダムドが新たに発表した「ジムニーシエラ」に多くの注目が集まっていた。

ダムドは、2019年にジムニーシエラをベースにメルセデスベンツの現行型「Gクラス」をオマージュした「リトルG」を発表して話題となったが、今年はなんとレトロモダンなテイスト溢れる「リトルG トラディショナル」をデビューさせた。

細部まで手が込んだ1台

装備されるエアロキットは「ダムド ジムニーシエラ アルバG」で、ボンネットカバーやフロントグリル、フロントバンパーやオーバーフェンダーなどで構成され、キャメルカラーのボディカラーやフォグランプにはエイジング加工、バンパーやフェンダーは“色褪せた黒樹脂感”も表現するなど細部まで徹底的に手が凝んでいる。

Gクラスオマージュのジムニーは各社から多数登場しているが、やはりどこか違和感を感じてしまうのも事実。しかし、今回登場したリトルGトラディショナルの仕上がりは超自然。オフロードとレトロモダンという現在の2大トレンドを現代のクルマに上手にミックスさせた、実にダムドらしい1台に仕上がっていた。

スタンダードなリトルGもアップデート

リトルG トラディショナルのほかにも、スタンダードなモデルをよりラギッドにアップデートさせた「リトルG アドベンチャー」や、モダンな装いの「リトルG アドバンス」も展示。こちらもダムドらしく細部までハイクオリティに仕上がっていた。