GRカローラ ラリーコンセプトがSEMAで公開。ドラッグレーサースープラやGR86ドリフト仕様も
掲載 carview! 文:編集部/写真:トヨタ自動車 18
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トヨタは11月2日、アメリカで開催されるSEMAショーで「GRカローラ ラリーコンセプト」を含む4台のGRモデルを公開した。
今回公開された4台は、「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」を推進するTOYOTA GAZOO Racing(以下:TGR)が、レースやラリーで得た知見を市販車やコンセプトモデルの開発に反映したモデル。
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GRカローラ ラリーコンセプトは、 TGRがWRC(世界ラリー選手権)で走らせる「GRヤリス ラリー1」にインスパイアされたカスタマイズカー。2023年型の「GRカローラ サーキットエディション」をベースに、トヨタ・モータースポーツ・ガレージ・チームとの協業により制作された。
外装は、アグレッシブで機能的なボディワークでダウンフォースを最大化。ラリーのための装備に特化し、不要な部品を取り外し軽量化を図っている。
「GRスープラ 10-SECOND TWINS」はトヨタとトヨタ・モータースポーツ・ガレージ・チームが1万ドルの予算で制作した双子のカスタマイズモデル。
2020年式のGRスープラ 3.0がベースで、30~40%の馬力アップに加え、高性能インタークーラーと高性能ラジエーター、トランスミッションクーラーとリヤアクスルの改良などにより4分の1マイルのドラッグコースを10秒台で駆け抜ける。
フォーミュラ・ドリフト車両のような1000馬力のレーシングカーを彷彿とさせながらも、一般のクルマ好きが製作・維持できるような車両を目指し、「GR86」をベースに、フォトグラファーであるラリー・チェン氏が自宅の工房で制作したのが「GR86 DAILY DRIFTER」。誰もがサーキットで高性能を発揮し、楽しめる、信頼性の高いクルマに仕上がっている。
「GR86 カップカー」は、TGRノースアメリカの手で2023年よりスタートするワンメイクレース「GRカップ」用のレースカー。トヨタによると、GRカップで得られた知見は市販車の開発にも生かされるという。
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