国産ミニバンが苦手ならコレ! おしゃれMPV「シトロエン ベルランゴ」を詳しく解説
掲載 carview! 文:伊達軍曹/写真:Stellantisジャパン 71
掲載 carview! 文:伊達軍曹/写真:Stellantisジャパン 71
シトロエン「ベルランゴ」は、プジョー・シトロエン・ジャポン(現ステランティスジャパン)が2019年10月から販売しているMPV(マルチ・パーパス・ビークル=多目的乗用車)。本国では初代が1996年に発売され、すでに大ヒットを記録していましたが、姉妹車であるプジョー「リフター」と同時に日本に正式導入されたのは3代目になってからです。
おしゃれなたたずまいとしっかりとした走りで、日本でも大人気となっているベルランゴのボディサイズは全長4405mm×全幅1850mm×全高1850mm。この数字は、若干下の車格ではあるものの「よく似たタイプ」だとはいえるルノー「カングー」と比べて「12.5cmぐらい長く、2cmほど広く、そして4cm背が高い」というものになります。
シート配列はカングーと同様の「2列/5人乗り」で、3列/7人乗りである場合が多い国産ミニバンとはここが大きく異なります。ベルランゴのリアシートは3座独立タイプのゆったり座れるもので、荷室容量は5名乗車時でも597Lと広大。リアシートをダイブダウンさせてしまえば2126Lまで拡大可能です。
そして後部ドアは当然ながらスライド式で、モジュトップと呼ばれるマルチファンクションルーフや、独立して開閉可能なリアガラスハッチ、後席およびリアゲート側の両方からアクセス可能なリアシート頭上のシーリングボックス、ダッシュボードまわりの多彩な収納スペースなど、ベルランゴには「MPV」と呼ぶにふさわしいさまざまな機能と実用性が盛り込まれています。
搭載されるエンジンは最高出力130psの1.5L直4ディーゼルターボで、トランスミッションは日本のアイシン・エィ・ダブリュ製8速AT。車両重量はカングーより150kg近く重いベルランゴですが、このトルクフルなディーゼルターボエンジンと8速ATの威力により、比較的大きなボディを力強く加速させ、そして余裕を持って巡航させることができます。またハイスピードで走っている際や山坂道のカーブなどでの安定性も非常に高いのが、ベルランゴというMPVの特徴です。
先進運転支援機能と安全装備が充実しているという点も、ベルランゴの魅力といえるでしょう。30~180km/hで作動する「アクティブクルーズコントロール」や「アクティブセーフティブレーキ」「レーンキープアシスト」「パークアシスト」「ブラインドスポットモニター」「インテリジェントハイビーム」「フロント&バックソナー/トップリアビジョン」「ドライバーアテンションアラート」等々は、全グレードにばっちり標準装備です。
次のページ>>「真ん中」のシャインがベストバイ
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
V8自然吸気エンジンが絶滅危機に:最後の機会を逃すな!
【インディアン】FTR・SCOUT シリーズを対象とした「Welcome to Indian Motorcycle スペシャルカスタムキャンペーン」を開催中!
【COSWHEEL】新型電動バイク「MIRAI1000/500」が5/9より Makuake にて先行販売スタート!
ハセガワ、注目のニューキット「S110シルビア」のテストショットを公開!【第62回 静岡ホビーショー2024速報】
えっ…! 軽自動車に「軽油」入れちゃった!? つい「うっかり間違い」では済まされない「燃料の油種」とは
ポタ電といえばこれ! 世界累計50万台以上販売した「Jackery ポータブル電源 240」が大幅パワーアップしてリニューアル【車に積みたいアウトドアアイテム】
自動車事故で女性のほうが「むち打ち症」になりやすいのは「ダミー人形が男性」だから! ボルボの安全に対する取り組みが想像の遙か上だった
BMWがEVオーナー向けに「BMW Destination Charging プロジェクト」を開始、第1弾として麻布台ヒルズに充電器を設置
段付きGTAから身をよじって走りそうなZまで!タミヤのカーモデル再販&バリエーション【第62回 静岡ホビーショー2024速報】
全長3.7mの「小さな最高級車」あった!? コンパクトなのに“匠仕上げ”の「超豪華内装」採用! 570万円超えの「贅沢すぎコンパクトモデル」がスゴい
電動バイクの未来を変える!?実用化待望の「全固体電池」とは
御嶽山でオフロード走行&キャンプを楽しむ「EXPLORER CAMP MEETING」の参加申し込み受付がスタート!
【まさに次期マツダ6?】マツダが中国で発表した流麗な新型セダンの日本導入が“絶対にない”理由
新型「フリード」5月登場! 「シエンタ」も改良で大激戦。デザイン派かコスパ派かでお勧めが違う
【年内納車も!】CX-80日本モデルは6月発表、8月予約開始。発売が遅れた“嬉しい理由”とは?
ゴルフにMINIにメルセデスに…初めての輸入車で絶対に失敗しない“王道” 5台とその理由
【くらべてみた!】人気沸騰中の本格オフローダー「ランクル250」と「ディフェンダー」 どちらがお好み?
【セダン好き集合】北米新型「カムリ」本国価格発表 かっこよすぎ…日本でも売って欲しいぞ!
【実車を見てきた!】アウトドアなクラウン「ランドスケープ」新型展示イベントに登場!
【目からウロコ!】ランクル250が注文できなかった人へ、次の一手は何をするのがベスト?
【日本人は知らない】超高級車に超実用車! 成功が見えてきた新顔「アメリカンEV」の世界を紹介