大人気のトヨタ「ハリアー」が新車で買えない!? では中古車なら買えるのかチェックしてみた
掲載 carview! 文:編集部/写真:小林 俊樹 106
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現行型のトヨタ「ハリアー」は2020年6月に発売されました。発売するやいなや、初月にいきなり4万5000台受注という大人気っぷりで、2020年度は8万6843台で登録車7位、2021年度は5万8989台で同10位と、大ヒットしている高級SUVです。
その大人気のハリアーですが、2022年5月中旬現在HPに「詳しくは販売店にお問い合わせください」と記載されています。これは新車不足の影響だけでなく、今年秋頃に実施と噂されている「一部改良」が予定されているため、すでに受注を停止しているようなのです。
そうなると、今ハリアーを買うのであれば中古車を選ぶしかありませんが、ハリアーの中古車の状況を調べてみたところ「上級グレードであればありかも」という結論に至りました。その理由を説明していきます。
最初にハリアーのグレード展開をおさらいします。パワートレーンは直列4気筒2Lガソリンと直列4気筒2.5Lガソリン+モーターの2種類で、駆動方式はどちらでもFFと4WDが選べます。グレード展開もガソリン、ハイブリッド共通で、上から「Z“レザーパッケージ”」「Z」「G“レザーパッケージ”」「G」「S」の5グレードが設定されています。
carview!の中古車サイトでハリアーの中古車相場と在庫状況を調べてみたところ、相場は新車が入手困難なためか上昇傾向。在庫台数はガソリン、ハイブリッド合わせて894台と販売台数を考えるとやや少ない印象です。内訳として、ハイブリッドが225台(約25%)、ガソリンが673台(約75%)とガソリンモデルの在庫が多くなっています。
グレードごとの在庫台数は以下の通りです。
(2022年5月中旬現在、カッコは在庫台数)
・2.5 ハイブリッド Z“レザーパッケージ”(82)
・2.5 ハイブリッド Z“レザーパッケージ”E-Four(19)
・2.5 ハイブリッド Z(44)
・2.5 ハイブリッド Z E-Four(11)
・2.5 ハイブリッド G“レザーパッケージ”(6)
・2.5 ハイブリッド G“レザーパッケージ”E-Four(1)
・2.5 ハイブリッド G(28)
・2.5 ハイブリッド G E-Four(2)
・2.5 ハイブリッド S(27)
・2.5 ハイブリッド S E-Four(2)
・2.0 Z“レザーパッケージ”(232)
・2.0 Z“レザーパッケージ”4WD(14)
・2.0 Z(230)
・2.0 Z 4WD(9)
・2.0 G“レザーパッケージ”(18)
・2.0 G“レザーパッケージ”4WD(3)
・2.0 G(109)
・2.0 G 4WD(11)
・2.0 S(43)
・2.0 S 4WD(4)
※販売店の登録によるズレがあるため掲載総数とは合わない。
在庫車の傾向は以下の通りです。
・ガソリンの「Z」系に在庫が集中している
・4WDはかなり少ない
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>>トヨタ ハリアーの中古車相場推移
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それでは新車と価格比較をするため、トヨタのWEB見積もりでガソリン「Z」の新車見積もりをしてみます。ZはナビだけでなくETCまで標準装備のため、最低限のオプションとして追加したのはフロアマットのみ。一方でボディカラーの「プレシャスブラックパール」は5万5000円のオプションカラーですが、人気色ということで選択しました。結果、諸費用込みで428万1720円で、値引きは大体30万前後が現実ラインのようですので、すべて込み「398万円」とします。
では中古車の状況をチェックしてみます。同じ「Z」で調べてみると(修復歴あり除く)。支払総額が安いクルマは走行距離が1万キロほどのものが「370万円前後」からあります。
今現在新車では手に入らないということを考えると、どうしてもハリアーが欲しいのであれば中古車しか選択肢はありません。そう考えると価格のお得感はあまりないものの、走行距離1万キロちょっとの個体であれば使用感もあまりないので、選択肢として「中古車はアリ」と言えるのではないしょうか。またハリアーは人気車ですのでリセールもそれなりに期待できます。中古車で買っても大きく損をすることはないでしょう。
もしどうしても新車がいいということであれば、一部改良が噂されている2022年秋頃まで待つしかありません。一方でどうしても今ハリアーに乗りたいということであれば、在庫車はそこまで多くはないものの、中古車を検討してみる価値はありそうです。
ちなみに、ハイブリッドはどうなのか「ハイブリッド Z」で簡単に調べてみたところ、新車は諸々調整して約440万円、中古車は走行1万キロ前後で支払総額約460万~と、中古車の方が高いという状況でした。
<終わり>
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