ホンダ ステップワゴン わくわくゲートや走りの良さが見どころ、グレードはどう選ぶ?
掲載 carview! 文:伊達軍曹/写真:ホンダ技研工業 216
掲載 carview! 文:伊達軍曹/写真:ホンダ技研工業 216
ホンダ「ステップワゴン」は、2015年4月に発売したホンダの5ナンバーサイズミニバン。現行型のステップワゴンは、1996年に登場した初代から数えて5代目のモデルにあたります。
従来型以上に車内空間を拡大し、幅広いグレードに快適装備を採用することで、ファミリー向けミニバンとしての基本性能を向上。また1.5L直4ターボエンジンや、「わくわくゲート」というサブドアを備えたテールゲートなど、競合の5ナンバーミニバンにはない新機軸も取り入れています。
モデル構成は従来同様、標準モデルにあたる「ステップワゴン」に加え、内外装を専用デザインに仕立てた「ステップワゴン スパーダ」も設定されています。
シートレイアウトは2列目がキャプテンシートとなる3列7人乗りが標準で、オプションとして2列目が6:4分割ベンチシートの8人乗りも用意。3列目シートは6:4の分割床下格納式で、背もたれを前に倒ししてから荷室の床に落とし込む仕組みが採用されています。
また前述の「わくわくゲート」というのは縦にも横にも開くタイプのサブゲートで、車の後方にスペース的な余裕がない場所でもスムーズに荷物の積み下ろしができ、3列目シートから乗り降りする際にも重宝する機構です。
発売当初のパワーユニットは最高出力150ps/最大トルク20.7kgm(203Nm)となる新開発の1.5L直4直噴ターボエンジンで、エンジン回転数が低い状態でもしっかりとターボが利く設計になっています。
2017年9月にマイナーチェンジを実施し、ステップワゴン スパーダの外観デザインを変更。具体的には、新デザインのLEDヘッドランプやフロントグリルを採用することで、よりダイナミックな顔立ちとなりました。ただ、スパーダではない標準車の外観は従来どおりです。
そしてこのマイナーチェンジの際、スパーダ限定ですがハイブリッドモデルを追加設定。このスパーダハイブリッドは、2.0L直4エンジンとモーターを組み合わせることで、215psのシステム最高出力を発生します。
またこのマイナーチェンジでは標準車、スパーダともに安全運転支援システム「ホンダセンシング」の機能を充実させ、新たに歩行者事故低減ステアリング機能を追加したうえで、全車標準装備となりました。
そして2020年1月にはさらに微妙な変更が加えられ、スパーダ ハイブリッドの車名を「e:HEVスパーダ」に変更。同時にスパーダとe:HEVのシート表皮に、撥水・撥油加工を施した「FABTECT(ファブテクト)」を採用しています。
次のページ>>ライバルと比べて力のあるエンジンと走りの良さも魅力
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
まもなく「マイナ免許証」スタート! 一体化で何が変わる?「紛失時や取締り時はどうなる?」 ユーザーの疑問を警察庁に聞いてみた!免許保有者への影響はいかに
パシフィコ横浜に286台の名車・旧車が大集結… ノスタルジック2デイズ 2025
「ついに生産終了か…」ホンダ『CB1300』ファイナルエディション発表にSNSでは惜別の声
トヨタ、ガバナンスを強化“監査委設置会社”へ移行、早川副会長らは退任[新聞ウォッチ]
FIA重役2名、秘密保持契約への署名拒否で世界モータースポーツ評議会から追放。ベン・スレイエム会長との溝深まる
【アメリカ】ホンダ最新「プロローグ」に反響集まる! 「“100万円以上オトク”になるのスゴイ」「洗練されたデザインがカッコいい」「価格のわりに豪華」の声! 1番人気の「デカいSUV」に熱視線!
メルセデスベンツ『Eクラス』などリコール…自動ブレーキが作動しないおそれ
【新型車インプレッション】使い勝手は抜群!「VW ゴルフ ヴァリアントeTSI」
【サウジアラビア】トヨタに「最新型のクラウン“マジェスタ”」あった! 5年ぶり復活の最上級モデルは「344馬力の高性能ユニット」×ヘッドアップディスプレイ採用! 懐かし車名が海外に存在
オジサンには懐かしく若者には斬新に映る! ジムニーノマドの大成功はいまのクルマ業界の「温故知新」の流れをしっかり反映していた
「若葉マーク」の限界? 茨城・神栖で軽自動車7人乗車、1人死亡――制度見直しの必要性とは
F1モナコGP、決勝レース中のピットストップ2回義務化が承認。動きの多いレース実現なるか?
【おまいらはどっち?】CX-60 とCX-80で悩んだらどちらを選ぶべきか…違いは「3列目の有無」だけではなかった
【あの頃、あいつでスキーに行った】スバル「初代レガシィツーリングワゴン」は新たなライフスタイルを生んだ傑作
ファンな走りと実用性だけじゃない! 新型「ゴルフ“8.5”GTI」は“DCC”で快適性までも手に入れた
【えっ、ジムニーも?】「残価率」が高いのに納期は現実的。“5年後も高値で売れる”お宝モデルとは
先が見えない新型「スイフトスポーツ」の動向。「ファイナルエディション」は“最後のスイスポ”になってしまうのか?
【あの頃、あいつが最強だった】1989年型日産「R32型スカイライン GT-R」栄光はまたやってくるのか?
ボンボンや奈良漬で酒気帯びや飲酒になるの? 微量でもチェッカーが作動してトラブルになる事例とは
【クルマのコスト節約術】自分で出来るカーメンテナンス3選 DIY交換時の“ツボ”はここだ!
“世界の人気車”なのに販売50位に失速。トヨタSUVの大黒柱「RAV4」に何が起きているのか?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!