スバル、LAショーでWRXシリーズの限定車を公開。WRX STIは310馬力の2.5Lボクサーターボを搭載
掲載 更新 carview! 写真:SUBARU
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米国スバルは11月20日、本年のロサンゼルス・オートショー(11月22日~12月1日)に出展する2020年式「WRX」及び「WRX STI」の限定車両を先行公開した。
国産ハイパフォーマンスモデルが高い人気を集めている米国で、とりわけ根強いファンを持つスバルWRXシリーズ。日本では残念ながら販売終了が決定しているWRX STIも、米国ではパワーユニットは違うが販売は継続する見通し。そのWRX STI とWRXのそれぞれに各500台限定生産のスペシャルモデル「Series. White」が設定される運びとなった。
両車に共通となる特別仕様は、セラミックホワイトの特別なボディー色。コントラストが映えるブロンズのアルミホイールもWRXが18インチ、WRX STIでは19インチの限定品だ。ブレーキキャリパーは、WRXではレッド、WRX STIではシルバーにペイントされる。さらにWRXにもビルシュタイン製のハイパフォーマンスサスペンションが装備され、徹底してスポーティな仕立てとされた。
スペック面はカタログモデルと変化なく、素のWRXはチューンがやや異なるものの日本で「WRX S4」として販売されているモデルに相当。パワーユニットは268馬力の2.0Lボクサーターボで、Series. Whiteでは6速MTのみが選択可能となるほか、ウルトラスエードの電動調整式レカロシート、ブレンボブレーキなどから成る「パフォーマンスパッケージ」を標準装備する。価格は33,995ドル(約370万円)だ。
ハイパワー版のWRX STIは同名の国内モデルとは異なり、310馬力の2.5Lボクサーターボを搭載。トルクベクタリングシステムを備えたシンメトリカルAWDにより、駆動力を確実に路面へ伝達する。さらに、レスポンス改善のため強化型のステアリングラックマウントが採用され、ブレーキキャリパーはフロント6ピストン・リア4ピストンのブレンボ製モノブロックタイプだ。価格は42,695ドル(約460万円)と発表されている。
両モデルとも来年初頭から全米のディーラーで購入可能とのことだが、ファンの熱さを考えれば、すぐに完売となるのは必至だろう。
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