「ハコスカ」の愛称で知られる3代目スカイラインの頂点に位置するのが、1970年登場のスカイライン ハードトップ 2000GT-R(KPGC10型)だ。前年に発売された4ドアセダンのGT-R(PGC10型)のホイールベースを70mm短縮したボディで、20kg以上の軽量化を実現。レーシングマシン用エンジンをディチューンした、2ℓ直列6気筒DOHC4バルブの「S20型」エンジンを搭載。量産車として世界初のツインカム4バルブエンジン搭載車であった。 国内ツーリングカーレースでは、1972年のワークス活動休止まで通算52勝という無類の強さを発揮。純正装着のリアの黒いオーバーフェンダーや、リクライニング機構のないバケットシート、快適装備が省かれたスパルタンな内装など、“羊の皮を被った狼”として、カリスマ的人気を得た。
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