スバル新時代のスタンダード、新型インプレッサが発売。価格は192万2000円~
掲載 更新 carview! 写真:望月 浩彦
掲載 更新 carview! 写真:望月 浩彦
第5世代となる新型インプレッサがいよいよ正式発表の日を迎えた。2.0リッター車は10月25日から販売がスタートし、1.6リッター車は年末の発売予定とされている。ボディタイプはハッチバックの「SPORT」とセダンの「G4」、価格はボディタイプによる違いはなく、エントリーグレード「1.6i-L EyeSight(FF車)」の192万2400円から、最上級グレード「2.0i-S EyeSight(AWD車)」の259万2000円まで。
「インプレッサに留まらない、スバルのフルモデルチェンジ」と富士重工業の吉永社長が語った新型インプレッサは、高剛性&低重心化を図ったスバル・グローバル・プラットフォーム(SGP)の初採用をはじめ、“DYNAMIC×SOLID”を全面採用したデザイン、内外装(とくに内装)の質感アップ、アイサイト(ver.3)や国産初の歩行者保護エアバッグと7つの乗員保護エアバッグを全車に標準装備するなど、まさにスバル新時代の幕開けにふさわしい仕上がりとされた。
搭載エンジンは、2.0リッター水平対向4気筒・直噴(最高出力154ps/最大トルク196Nm)と1.6リッター水平対向4気筒(同115ps/148Nm)の2機種で、いずれも変速範囲を拡大してリニアな加速と燃費を両立した新リニアトロニック(CVT)が組み合わされる。燃費は2.0リッター・FF車が17.0km/L(もしくは16.0km/L)、1.6リッター車が18.2km/L。
ステアリングのパドルシフトは全車に標準。インテリジェント(I)とスポーツ(S)という2種類の走行モードを使い分けられるSI-DRIVEは2.0リッター車に標準となり、コーナリング時に内輪側にブレーキをかけて旋回性能を高めるアクティブ・トルク・ベクタリングは、「2.0i-S EyeSight」に標準装備される。
価格アップによる顧客離れのリスクを恐れず、アイサイト(ver.3)をはじめとした数々の安全装備を“標準”としたことには理由がある。ひとつは先代モデルの販売時からアイサイトの装着率が極めて高かったことと、そのアイサイトによって追突事故が大幅に減らせたという客観的なデータが得られたこと。もうひとつは、北米やドイツ、イギリスといった国々に比べ、日本は交通事故死亡者における歩行者や自転車の割合が圧倒的に多いため(これには日本の道路事情が大きく関係している)、歩行者保護エアバッグの効果が高いと想定されるからだ。スバルは悲しい事故を一件でも減らし、交通事故・死亡事故ゼロへの挑戦を続け、「価格を上回る価値」を提供していく道を選んだ。
9月1日から始まった新型インプレッサの先行予約台数は、約1ヶ月でほぼ6000台に達し、しかも他メーカーからの乗り換えがそのうち半分を占めるという。スバルの思いがユーザーに届いたひとつの表れと言えるかもしれない。ちなみに「SPORT」と「G4」の販売比率は、先代モデルと同様に8:2程度。納車待ちの列は、2.5~3ヶ月程度とのこと。
インプレッサ SPORT/G4
1.6i-L EyeSight=192万2400円(FF車)/213万8400円(AWD車)
2.0i-L EyeSight=216万円(FF車)/237万6000円(AWD車)
2.0i-S EyeSight=237万6000円(FF車)/259万2000円(AWD車)
次のページ>>スペック例
【こちらもオススメ】
プロトタイプの試乗レポート
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
サラ・ボビーに代わるアイアン・デイムスの女性ブロンズドライバーが決定
兄弟車に違いはあるのか!? KTM『250 DUKE』とハスクバーナ『スヴァルトピレン250』を比べてみた!~小野木里奈の○○○○○日和~
【ロイヤルエンフィールド】日本公式アンバサダーに mapico さんが就任
新人最速はフェラーリのアーサー・ルクレール。BMWのロッシは“2番手デビュー”/WECルーキーテスト
日産の「和製スーパーカー」に反響多数! 「伝説の車」「ワクワク」 MT&「大排気量V6エンジン」搭載でミッドシップってサイコー! めちゃ高性能な「MID4」とは
トヨタ・モビリティ基金、国際パラリンピック委員会と提携…障がい者スポーツを支援
インプレッサ22B、F40、M2 1001…… 「残存数1台」の超希少車も! あの限定車の行方2013年版
視界に入ってむしろ邪魔……って感じるのは設定が合っていない可能性! 賛否両論ある「ヘッドアップディスプレイ」の賢い使い方とは
歴史に残る巨額「投資サギ事件」首謀者の不可解な行動 ド派手イベント強行せざるを得なかったウラ事情
新しいトヨタ・グランドハイランダーが出た!──GQ新着カー
新型スズキe VITARA登場!──GQ新着カー
カワサキ、新登場のレトロスポーツバイク『MEGURO S1』を発表。11月20日から発売
【トヨタ版の噂も】スズキ初のBEV「eビターラ」は多面体ボディと先進内装でBEV市場を席捲するか
あの「250」のオープンが想像以上にゴツカワ! トヨタが本気を出した「ランクルROX」の大量画像
【かっこいいぞ…】アウディ新型「A5」&「S5」公開! 実質A4の後継モデルはファストバックの5ドアとワゴンを設定
現行マツダ唯一のロータリーエンジン搭載モデル「MX-30」がマイナーチェンジ 価格は293万円から
レクサスの歴史的象徴「LS」が売れない3大要因と、次期型が“ふつうのセダン”にならない理由
“50位圏外”でスランプ続く「CX-60」。モデル末期「CX-5」と総合力ではどちらを買うべき?
白熱の王座争い!! 国内二大レースのSUPER GTとSF、最終盤の見どころと観戦時のポイントを解説
【最安グレード追加】レクサス最小SUV「LBX」に“エレガント”新設定 価格は420万円から
【まだお先は真っ暗?】もはや日本じゃ売れる気がしないBEV…やはり初心者のボクらには無理ゲーなのか
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!