レクサスNX・市販車発表 大量オフィシャル写真UP

■初のコンパクト・クロスオーバー

レクサスはブランド4番目のSUVとなるエントリーモデル、新型「NX」の市販バージョンを北京モーターショーで世界初公開する。世界的に小型クロスーオーバー人気が続いているだけに「NX」もヒットが予想されるが、レクサスは記念すべき市販バージョンの発表の地に中国・北京MSを選んだ。ショーに先立ち公開された画像を一挙に紹介しよう。

■突き抜けたアグレッシブ・デザイン

「NX」のデザインスタディは2013年秋のフランクフルトMSでワールドプレミアされ、続く東京MSでも別バージョンをプレミア。そのアグレッシブなデザインで話題になった。

三角や菱形のシャープな面が複雑に織り込まれたエクステリアや、SUVのハイトを逆手に取った大開口スピンドルグリル、ハイテックな3連LEDヘッドランプなど、押し出しの強さで先を走っていたドイツ車と互角以上に渡り合える存在感は市販モデルでも健在だ。

■3種類のパワートレーンを予告

エンジンは新型の2.0Lガソリン・ターボを積む「NX 200t」、2.0L自然吸気を積む「NX 200」、ハイブリッドを積む「NX 300h」で、2.0LモデルにはFFと4WDが用意される。また、大型のホイールアーチは18インチも収まるという。

ウッドをアルミで縁取った化粧パネルが特徴的なインテリアにも、レクサスらしい上質感が見て取れる。レクサス初のモバイルフォン用ワイヤレスチャージャー、Gセンサーやブーストメーターを表示できるマルチインフォメーションディスプレイ、ヘッドアップディスプレイ、全速度レーダークルーズコントロールなどハイテク装備も満載だ。