新型ミニ。“らしさ”を継承しつつ、全てを一新
掲載 更新 carview! 写真:菊池 貴之
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BMWミニとなってから3代目となる新型ミニが発表された。今回、7年ぶりにフルモデルチェンジされたのは、ハッチバックモデルのクーパーとクーパーS。4月12日から販売開始される。
デザインは全体にわたってキープコンセプトだが、フロントグリルの縦方向への拡大や、リング状に発光するヘッドライト、リアのコンビネーションライト大型化などが進化を印象づける。インテリアでは、先代までのセンターメーターの位置にディスプレイが装備され、スピードメーターはステアリングコラム上に配置された。また、トグルスイッチが並ぶインスツルメントパネルにはエンジンのスタート/ストップスイッチを新たに設置。従来ここにあったパワーウィンドウのスイッチは一般的なドア側に移されている。ボディサイズは居住性や衝突安全性能の向上が考慮され、クーパーで全長3835mm(先代比+95mm)、全幅1725mm(先代比+40mm)、全高1415mm(先代比-15mm)とサイズアップし、3ナンバー枠に入ることになった。
クーパーには1.5L直3ターボを搭載。136ps/220Nmと先代モデルから大幅に向上させつつ、燃費は約15%低減させているという。0-100km/h加速は7.8秒(AT)と先代より2.6秒も短縮した。クーパーSには2.0L直4ターボを搭載。192ps/280Nmを発生し、0-100km/h加速は6.7秒(AT)を達成。先代より0.5秒短縮している。トランスミッションはどちらも6速ATまたは6速MTが組み合わせられる。
ドライビングアシスト機能として、前車接近警告機能、衝突被害軽減ブレーキや、前走車との車間距離を自動的に調節するアダプティブクルーズコントロール、必要な情報をダッシュボード上の透明プレートに映し出すヘッドアップディスプレイ、パーキングアシストなどがオプションで用意されている。価格は、クーパーの6速MTが266万円、同6速ATが280万円。クーパーSは6速MTが318万円、同6速ATが332万円。
※写真中央はフランソワ・ロカ 氏(BMW ミニ ディビジョン 本部長)
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