Eクラス大幅進化 AMGや最新安全装備に注目
掲載 更新 carview! 写真:菊池 貴之
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5月14日、メルセデス・ベンツはビッグマイナーチェンジしたEクラスを日本発売した。内外装のデザインやエンジンラインナップの大幅刷新に加え、安全運転支援システムのレーダーセーフティパッケージの進化版を標準装備するなど、変更メニューは合計2000か所以上に及ぶ。また、ハイブリッドモデルの「E400 HYBRID アバンギャルド」や世界最速のセダンとなる「E63AMG S 4MATIC」もラインナップに加わった。
「E250」が搭載する新開発の2リッター直4 BlueDIRECTターボエンジンは、世界で初めて成層燃焼リーンバーンとターボの組み合わせを実現。EGR(排ガス再循環装置)、ECOスタートストップ機能なども装備し、従来モデル比で7ps増しの最高出力211psと40Nm増しの最大トルク350Nmを発生しつつ、JC08モード燃費は15.5km/Lと23%向上している。
「E350 BlueTEC」には尿素SCR仕様のクリーンディーゼル、新型3リッターV6 BlueTECを搭載。従来モデル比41ps増しの最高出力252psと80Nm増しの最大トルク620Nmを発生し、ECOスタートストップ機能の追加やエンジンマネジメントの最適化で燃費も改善している。
「E400 HYBRID アバンギャルド」にはEクラス初のハイブリッドを搭載。3.5リッターV6 BlueDIRECTエンジンとモーター、リチウムイオン電池を組み合わせたメルセデス第二世代のハイブリッドシステムは、最高出力306psと最大トルク370Nmを発生し、JC08モード燃費でクラス最高水準の15.2km/Lをマーク。エコカー減税は重量税と取得税が免税となる。
安全運転支援システムのレーダーセーフティパッケージは従来の短/中長距離ミリ波レーダーに加えて、ステレオカメラと後方のマルチモードミリ波レーダーを新たに装着。レーンキープ機能に加え、歩行者や後方からの追突などにも対応できるようになった。
対向車や前走車にハイビームが当たらないように照射範囲を制御するアダプティブハイビームプラスや、縦列駐車でステアリングとブレーキ操作を自動で行うアクティブパーキングアシストは全車に標準装備。さらに駐車時に俯瞰映像で周囲を確認できる360度カメラシステムは全車にOP設定される。
トップグレードのAMGモデルには新たに、AMGパフォーマンスパッケージを越える動力性能を実現する「AMG S-Model」が加わる。セダンのみに用意されるFR仕様の「E63 AMG S」は5.5リッターV8直噴ツインターボから最高出力585psと最大トルク800Nmを発生し、AMG製のLSDも装着。
さらに、トップパフォーマンスモデルとしてセダンとワゴン両方に設定されるのが4WD仕様の「E63AMG S 4MATIC」。0-100km/h加速が3.6秒で、セダン世界最速を誇る。
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