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ザ・ビートル日本披露! フェンダーとのコラボも

東京モーターショーの一般公開日に合わせ、「ザ・ビートル」が華々しくジャパンプレミアを飾った。日本導入グレードはベース仕様の「デザイン(250万円)」と、レザーシートや17インチアルミホイールなどが奢られた「デザイン レザーパッケージ(303万円)」の2モデル。ボディカラーは全6色が用意される。まずは来年4月以降にデザイン レザーパッケージの予約が始まり、デリバリーは夏以降になる模様だ。

■走りも非凡な21世紀のビートル

「21世紀のビートル」ことザ・ビートルでは、愛らしいフォルムが特徴だった先代ニュービートルから一転、ダイナミクス性能を重視したロー&ワイドなスポーティフォルムを纏う。とはいえ、内外装の随所に初代ビートルへのオマージュを込めたデザインを与えるなど、ひと目で“ビートル”と分かる個性は健在だ。

パワートレーンは1.2リッター直噴ターボエンジンと7速DSGの組み合わせという、VW自慢のダウンサイジング仕様。パワー&トルクは105ps/175Nm、10・15モード燃費は17.2km/Lで、ニュービートルの最終モデルであるプレミアムエディション(102ps/148Nm、11.6km/L)と比べると、進化の度合いが一目瞭然だろう。

この史上もっともエコなビートルの詳細は、既報のスクープや海外試乗レポートからもチェックしてみてほしい。

■フェンダーとのコラボモデルも展示中

VWブースに3台展示されているザ・ビートルのうち、ピアノブラックで塗られた一台は、アメリカの有名ギターメーカー「フェンダー」との初のコラボレーションモデルだ。この「ザ・ビートル フェンダー」ではフェンダー製のプレミアムサウンドシステムを搭載するのはもちろん、内外装にロックミュージックの世界観が表現されている。

まず外装にはピアノブラックとのコントラストが美しい、クロームやアルミを多用。足回りには専用の大径タイヤ&ホイールが奢られ、最低地上高が約30mmローダウンされている。またリアのVWバッジ下では、クローム仕上げのフェンダーエンブレムが輝く。

内装ではフェンダー製ギターの多くに見られる、2トーンのウッドデザインを用いたダッシュパネルが象徴的。ほかにもシフトレバー横にピックホルダーやビートルを模したピックを用意し、エレキギターとトランク内のソケットをつないでウーファー機能を活用できるなど、ギタリストのための機能が盛り込まれている。

※白ボディが日本導入予定の「デザイン レザーパッケージ(303万円)」。赤ボディが参考出品の「スポーツ(欧州仕様)」。

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