新型ラフェスタ登場!従来モデルも併売決定
掲載 更新 carview! 写真:中野 英幸
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6月15日、日産 新型ラフェスタが発売。今回のラフェスタは、マツダのプレマシーOEMモデルで、従来の5ナンバーから3ナンバーになった。モデル名も新たに「ラフェスタ ハイウェイスター」を名乗る。価格は199万1850円(FF)~248万3250円(4WD)。尚、従来のラフェスタは廉価グレード「JOY X」が 180万円を切る買い得価格(=179万3400円)だった事から好評を受け、モデル名を「ラフェスタ JOY」として今後も継続して併売する事になった。
昨今のダウンサイジングによりセレナクラスからの乗り換え需要を見込む新型「ラフェスタ ハイウェイスター」。ターゲットニーズとしては、機能・積載性・取り回しの良さ等の実用性に加えて、スタイリッシュさ、質感、走りも犠牲にしないスポーティさなどが求められている。また日産が掲げる「PURE DRIVE」はアイドリングストップ技術によるCO2削減にも取り組んでおり、プレマシーのスポーティな走りや「i-stop」技術など、日産が追及する価値と共通点が多くみられた事から今回のOEM提携が決まったとしている。
新型「ラフェスタ ハイウェイスター」のターゲットは、30代前半・子供をもつ既婚者男性を想定。プレマシーをベースにボディパネル各部で「ハイウェイスター」らしさを演出した。
先ず、NAGAREデザインが特徴的だったプレマシーの前後ドアパネルを変更。エルグランドハイウェイスターなどから続くシャープなキャラクターラインをプレスした。フロント周りはハイウェイスターシリーズに代表される水平基調のクロームグリルを採用。横桟メッキグリルに細かいシボをあしらったのも、セレナハイウェイスターに共通するデザイン手法だ。ワイドで低重心なフロントエアロバンパーやサイドシルプロテクター、カラードリヤバンパーなども日産オリジナル。ハイウェイスターらしさを随所で演出している。
リア周りではクロームの横バーにLAFESTAの文字が刻まれた他、右側ヘッドラインプ下部にハイウェイスターのロゴが配置される。
インテリアの違いは、シート色がブラックになり、上位グレードの「ハイウェイスターG」は茶色のパイピングとステッチが施される。2列目中央シートを助手席側シートのアンダートレーに格納すると3列目シートへのウォークスルーを実現するマツダお馴染みの「からくりシート」は、日産では「フレキシブルシート」と呼ばれる。
さらにマツダ「i-stop」は日産称「アイドリングストップシステム」となり、FFのハイウェイスター、ハイウェイスターGに搭載。メーター表示は「i-stop」→「AUTO」に変更されている。
一方、併売する「ラフェスタJOY」は5ナンバーで、コンパクトカーからの乗り換えや7人乗りのエントリーとして想定。質感や色気よりも、充実した装備と機能性、買い求めやすい価格を重視する声に対応して継続販売を決めたという。価格は179万3400円。
月間目標台数は「ラフェスタ ハイウェイスター」1200台。年間での比率は「ラフェスタ ハイウェイスター」が1万4000台、「ラフェスタJOY」は5000台を見込む。
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