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SUV市場拡大。クーペ/オープンカーが1000台を割りこむ【ボディタイプ別売れ筋・5月】

コンパクト/ハッチバック:アクアがノートを押さえて首位をキープ

前月に登録車全体における市場シェアが39.7%に達したコンパクト/ハッチバック市場は、5月は1.4ポイントダウンの38.3%に。縮小したとはいえシェアは過去1年で3番目に高水準で、相変わらずマーケットは活況を呈している。

同部門のトップは「トヨタ アクア」。登録台数は登録車で唯一、1万台の大台を超え、1万0325台に。前月に続き「日産 ノート」を上回った。アクアは4月に安全装備の充実を中心とする改良を行い、これが販売増に結びついている模様だ。一方、ノートも前月比10%増の8654台と相変わらず好調で、順位は2位につけた。

3位と4位は兄弟車「トヨタ ルーミー」と「トヨタ タンク」が獲得。2台あわせると登録台数は1万3288台。さらにメーカー違いの兄弟車「ダイハツ トール」と「スバル ジャスティ」もあわせると1万5000台を超え、OEM供給元であるダイハツの工場は大忙しだろう。

なお前月に4位だった「トヨタ ヴィッツ」は、これらの勢いに押され6位に後退。が、ヴィッツは6月に改良が予定され、次月以降に盛り返してくる可能性が高い。また同市場には、6月下旬に「カローラスポーツ」の登場も予定され、今後さらに拡大することになりそうだ。

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