日産「エクステラ」が現代に復活？ 謎のSUV「プロジェクトX」の正体とは…V8×6速MTのカスタムSUVがSEMAで公開

日産「プロジェクトX」「画像：APOLLO NEWS SERVICE」

V8×6速MTを搭載、ラダーフレーム構造を継承

プロジェクトXは初代エクステラのラダーフレーム構造を踏襲しながら、内部を大幅に強化しています。

エンジンは5.6L V8エンジンをベースにチューニングされ、Z1インテーク、JBA パフォーマンス製ヘッダー、CSW製ラジエーターを装備しています。Z1製クラッチ＆フライホイールキットを組み合わせた6速マニュアルトランスミッションを介して四輪を駆動します。

ブレーキはパラゴン製の6ピストンキャリパーをフロントに採用し、Z1製スロットローターやブレーキパッド、リアブレーキラインを組み合わせることで制動性能を高めています。

今回のプロジェクトXは、日産が公式に製作したモデルではなく、日産車を愛するファンによって手がけられたカスタムプロジェクトです。エクステラのデザインを再解釈し、現代の技術で再構成したこの1台は、北米に根付く日産オフロード文化を象徴する存在といえます。

（終わり）

（写真：APOLLO NEWS SERVICE、日産）