「ベイビーディフェンダー」現る！ 27年発売に向け急ピッチで開発が進むランドローバーファミリーの電動SUVをスクープ

ランドローバー「最小ディフェンダーEV」プロトタイプ「画像：APOLLO NEWS SERVICE」

モデル名は「ディフェンダー スポーツ」が最有力

この新型ディフェンダーは、レンジローバー「ヴェラール」後継モデルと同じく、ジャガー・ランドローバー（JLR）の新電動プラットフォーム「EMA」を採用します。

EMAは350kWの急速充電や800Vシステムに対応し、今後の小型電動SUV群の中核を担う存在となります。

対して、現行の大型モデルに使われる「MLA」プラットフォームは電動・内燃両対応で、大型車向けに残されることになりそうです。EMAはオンロード性能を重視しており、小型のディフェンダーEVと相性が良い設計です。

市販モデルの登場は2027年が予定されていますが、正式発表は2026年末頃と予想されます。なお、電動ヴェラールはディフェンダーより一足早く、2026年に市場投入される見込みです。

名称については「ディフェンダー スポーツ」の可能性がある一方、現行「90」「110」「130」との流れを意識すれば「80」が自然な選択肢とも考えられます。いずれにしても、ブランドの電動化戦略を象徴する重要な1台となりそうです。

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（写真：APOLLO NEWS SERVICE、ランドローバー）