【外車初心者は要チェック】車線変更時にワイパー動かしてない？ 同じ右ハンドルでも「輸入車のここが違う」まとめ

写真：アフロ

高いからとケチらずハイオクを使おう

輸入車のガソリンエンジン車は、ハイオク仕様が基本である。これに疑問を持つ人も多く、輸入車が贅沢品とされる理由の一つにもなっている。

なぜハイオク仕様なのか。その理由はガソリンのオクタン価にある。

オクタン価とは、ガソリンの自己着火やノッキングの起こりにくさを示す値である。端的に言えば、効率よく燃料を燃焼させるには、オクタン価が高いガソリンが優れている。

日本では、レギュラーガソリンのオクタン価は90、ハイオクは100である。しかし、海外ではレギュラーに相当するガソリンのオクタン価が90を超えるため、エンジン性能を最適化するため、日本ではハイオクが指定されている。

やむを得ずハイオク仕様車にレギュラーガソリンを使用する場合は、必ず取扱説明書を確認し、またはメーカーや販売店に問い合わせてほしい。

最近の車種では、エンジンのコンピューターがレギュラーガソリンを検知するため、すぐに壊れることはないが、指定された燃料でないため、エンジンは本来の性能を発揮できない。

単価の高いハイオクを避けたい人もいると思うが、非常時以外にレギュラーガソリンを使用するメリットはないので、指定通りハイオクを使用してほしい。

【あわせて読みたい】