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ジュークターボに試乗 走りを愉しむ4WDとは?

痛快極まりない

ターゲットがイギリス人のウィリアムで、直噴ターボにトルクベクトル付きAWDにVDCも標準装備…と欧州車的なのは、もちろんこのクルマの販売のメインが欧州だからに他ならないわけだが、そうした事情をさっ引いてもそんな仕様を日本にも導入した日産は本当に面白い企業だなと思う。

というのも言ってみればこの『16GT』と『16GT FOUR』はマニア向けでありクルマ好き向け(実際に16GTやFOURというネーミングの理由もそこにある)の1台。そう考えるとクルマ好きや変わり者(失礼)に対して手を差し伸べる余裕を感じ、そこに文化を感じる…とは言い過ぎだが、一方でクルマ好きや変わり者には全く刺さらない「マーチ」があって…と両極に針が振り切れてる。ま、それを言うなら「リーフ」がある一方で「GT-R」があるのだから、なるほどこの会社は面白いかも、と僕は今更ながら感心したほどだ。

さて、そんなマニアックな『16GT』と『16GT FOUR』は、僕の鼻に狂いはなかったかのように走って楽しく気持ちよく、を超えて刺激的で痛快な1台だった。全長4135mm×全幅1765mm×全高1570mmという不思議な3サイズを持つジュークは実物を見ると意外やコンパクトで、『16GT』で1290kg、『16GT FOUR』で1380kgと比較的軽い。このため当然パワートレーンの性能は十分以上。というか実際に“ホットハッチ的な痛快さ”がちゃんと感じられる。

組み合わせられるトランスミッションはCVTだが、あえてステップ感をつけて変速させるなどの演出も行っているから、CVTでも結構楽しめる。ただMTモードでギア固定にならないのが残念だけど…。しかしこのクルマの真骨頂は何といってもハンドリングのユニークさにある。ここで効いてくるのは当然トルクベクトル付きのオールモード4×4i。この機構によって、かなり面白い感覚が生まれているのだ。

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