「N-BOX」失速と「スペーシア」猛追は事実だった。販売台数で見る“N-BOXに必要なモノ”とは?
掲載 carview! 文:山本 晋也 252
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実際に軽スーパーハイトワゴン(全高1700mm以上のスライドドア車)の2024年度販売実績を並べてみると、一目瞭然です。

前年度比で増えているスペーシアとルークスはマイルドハイブリッドを搭載しているモデルで、前年度から失速しているN-BOXとタントは純エンジンだけの設定です。
また、スペーシアとルークスの違いをみると、SUVテイストのスペーシアギアによって伸びた分が大きかったことも想像できます。とはいえ軽スーパーハイトワゴンにおいてもハイブリッドの有無がユーザーの選択に影響を与えている部分が少なくないことを、この表は示しているといえるのではないでしょうか。
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ホンダが公表している電動化ロードマップに、軽自動車向けのハイブリッドは含まれておらず、軽自動車についても最終的にBEV(電気自動車)にシフトする計画となっているようですが、N-BOXにも何らかの形でハイブリッドを設定しないと商品力でライバルに水をあけられることになるかもしれません。
余談ですが、スタイリングに関する部分は個人の好みもありますが、走りの仕上がりという面でもN-BOXとスペーシアには違いがあると感じています。
筆者の印象は「一人で乗るならN-BOX、後席に人を乗せるならスペーシア」というもの。前述したようにN-BOXの走り味は上質で、ハンドリングも気持ちよい仕上がりです。その反面、フル乗車したときの変化が大きい印象もあります。
一方、スペーシアの後席には実質的な座面サイズを拡大できるマルチユースフラップが備わっていますし、後席に人を乗せたときに走り味に及ぼす影響も少ないと感じます。
(終わり)
(写真:ホンダ、スズキ、ダイハツ、日産)
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