新型A5/S5クーペに海外試乗。計算され尽くした大胆さを感じる新デザイン
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:アウディ ジャパン
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:アウディ ジャパン
デザイナーがことあるごとに口にしていたのが「スカルプチャー」という言葉だった。日本語に訳すと「彫刻的」。フロントフードは中央部が盛り上がったパワードーム形状となり、力強さを強調すると同時にグリルの位置を相対的に低く精悍に見せる。
ウェーブラインの彫りはより深く鋭くなり、より強調された前後フェンダーの膨らみはクワトロ=4WDを連想させる。テールランプ周りに至っては、こんなの見たことない! と驚くほどの凸凹ぶりだ。これほど大胆な造形にすると、普通はアクの強さが前面に出てきてしまうものだが、そうさせないのがアウディ流のセンスか。
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