新3シリーズ、タイヤは 17インチを選ぶべし
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:菊池 貴之、StartYourEngines
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新型はランフラットタイヤとダイレクトなステアリング機構を組み合わせ俊敏な操縦性を実現している。特に新開発の電動パワーステアリングはBMWらしい走り味の源泉になっていると思った。
最初にドライブした広報車が履くグッドイヤー製18インチのランフラットタイヤはちょっと硬すぎると思った。もっと正確に表現すると、新型3シリーズのしなやかなサスペンションと合わないと感じたのである。
サスペンションは前ストラット・後マルチリンクだが、スポーツ・サスペンションが装備されているわけではないので、タイヤの硬さとバネ上のサスペンションが今ひとつ合わない感じだ。低速で荒れた路面ではどうしてもゴツゴツした荒さを感じてしまう。逆に高速ではバネ上のダンピングが足りなく感じる。フラットな路面では吸い付くように滑らかに走るが、路面ロバスト性に難点があるのだ。そこで、標準仕様の17インチに履き替えて再びテストすることにした。
わずか1インチの違いであるが、BS製のランフラットタイヤはサスペンションとのマッチングが良く、BMW本来の気持ちよい走りが路面を問わず味わえる。タイヤとサスペンションのダンピングが見事にハーモナイズし、タイヤがしっかりと路面を捉えているのである。柔と剛のバランスが見事だ。「こうこなくちゃ!」と膝を叩きながら新型3シリーズのドライブを楽しんだことは言うまでもない。
BMWに確認すると、近いうちにスポーツサスペンションが用意される予定なので、サスペンションを固めれば18インチとのマッチングが合うはずだ。カッコ良さから18インチを履きたいなら、スポーツサスペンションが出るまで待ったほうが賢明だろう。
一般的にタイヤがインチアップすると運動性能は高まると思われているが、実際はタイヤの性能は空気量に比例するので、言い過ぎかもしれないがインチアップは「百害あって一利無し」になりやすい。F1は13インチだし、ルマンカーやGTカーだって17インチ止まりだ。
BMWはタイヤに対して厳しい性能を求めているのでBMWが承認したタイヤの証として星マークをサイドウオールに刻むことで識別している。BMWの場合は他のプレミアムカー以上にタイヤとサスペンションとのマッチングは重要なのである。
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