トヨタのスーパースポーツが英で初公開される。価格は3000万円クラスでAMGやポルシェがライバルか…正式発表はいつ?
掲載 更新 carview! 文:ピーコックブルー 36
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今回ヒルクライムを駆け抜けたGT コンセプト/GT レーシング コンセプトが、GR GT3 コンセプトの延長にあるものであるとすれば、GR GT3 コンセプトのスペックから両車のスペックをうかがい知ることができるかもしれません。
ただ、GR GT3 コンセプトについてトヨタが公式に発表しているのは、全長4590×全幅2040×全高1140mm×ホイールベース2725mmというボディサイズのみで、パワートレインのスペックや価格、具体的な登場時期については明らかとなっていません。
一方、ある業界関係者は2台のコンセプトマシンについて、次のように話します。
「今回、ヒルクライムを走ったGT コンセプト/GT レーシング コンセプトの排気音を聞く限り、エンジンはV型8気筒で間違いなさそうです。
ハイブリッドの有無については排気音から推測することが困難でしたが、トヨタの強みを活かすという意味では、なんらかのかたちでハイブリッドシステムが搭載される可能性は高そうです。
GT コンセプトの直接のライバルとなるのは、おそらくメルセデスAMG『GT』のトップグレードやポルシェ『911 GT3』などです。
スペックもこれらのライバルに匹敵するものになるとすると、最高出力は600psオーバー、最高速度は320km/hオーバークラスの実力になると予想できます。
また、価格についてもこれらと同等になることは確実で、具体的には、3000万円クラスのモデルになるのではないでしょうか」
ヴェールを脱ぎつつあるトヨタの新世代スーパースポーツですが、依然として不透明な部分も少なくありません。
特に、「LFA」の後継モデルと目されているレクサスの新世代スーパースポーツとの関係など、まだまだ気になる部分は数多く残されています。
ただ、トヨタは2026年の世界耐久選手権(WEC)より新たな「GT3」クラスのマシンを投入するといい、そのタイミングでGT コンセプト/GT レーシング コンセプトについてもなんらかのアップデートがあると見られています。
(終わり)
(写真:トヨタ、メルセデスAMG、ポルシェ)
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