オシャレでお値打ち! 来春日本発売の「インスター」はどんな車? 現時点では苦戦必至…勝算は?
掲載 carview! 文:編集部/写真:ヒョンデ・モビリティ・ジャパン 54
掲載 carview! 文:編集部/写真:ヒョンデ・モビリティ・ジャパン 54
インスターは、今年の6月に釜山国際モビリティショーで公開された新型の電気自動車です。
2021年に韓国で導入されたコンパクトカー「キャスパー」をベースとし、力強いフェンダーや前後のスキッドプレート、LEDデイタイムライトなどを採用し、コンパクトカーとSUVを融合させたようなデザインはレトロ感がありながらもどこか近未来的な仕上りです。ヒョンデのデザインは世界各国で数々の賞を獲得するなど高く評価されているので、インスターのデザインにもかなり期待が持てます。
またヒョンデによると、広々としたインテリアと広い荷室もインスターの特徴だそうで、10.25インチのデジタルクラスターやナビゲーション付き10.25インチのインフォテインメントタッチスクリーンを装備するほか、ワイヤレス充電などの快適装備も備えています。そのほか、前席はウォークスルーとなり、ベンチシートやシートヒーターなどもオプションで用意され、64色のLEDアンビエントライトやワンタッチサンルーフなども採用されています。
<インスターのボディサイズ>
全長×全幅×全高=3825×1610×1575mm
ホイールベース=2580mm
>>「インスター」のオシャレなデザインを写真で詳しくチェックする
インスター(韓国仕様)は、標準モデルが42kWh、ロングレンジモデルが49kWhのバッテリーを搭載し、最高出力はそれぞれ71.1kW(97馬力)、84.5kW(115馬力)。最大トルクは両モデルとも147Nmとなっています。またロングレンジモデルの1充電あたりの航続可能距離は355km(WLTP)を誇り、日本仕様もほぼ同等のスペックと見ていいでしょう。
インスターのイギリスでの価格は、2万3495ポンド~2万6745ポンド。日本円換算で463万円~528万円となかなか高額ですが、同地での「アイオニック5(廉価のアドバンス)」の価格は3万9900ポンドで日本円で約787万円。日本でのアイオニック5(廉価のヴォヤージュ)の価格が523万6000円なので、この価格を参考にするとインスターの日本での価格は300~350万円ほどに収まりそうです。インスターは、デザインだけでなく価格競争力もかなり高いBEVと言えそうです。
(次ページに続く)
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
敵ながらアッパレ!! トヨタ販売現場を唸らせる憎いライバル車たち
トヨタの「全長5m超え王道セダン」登場で反響は? 大型縦グリル×王冠マーク採用で注目!? 街中でレア仕様目撃談も! 発売1年の「クラウン」とは
“約214万円”からのトヨタ「新型SUV」正式発表! 「RAV4」サイズの快適モデル!? 25年3月に「bZ3X」発売、衝撃価格で中国に投入
欧州の新世代ユーザーは「未知のブランド」も恐れない?──パリ・モーターショー2024<外国車編>【Movie】
ミニ・クーパー:英国車のアイコン ランドローバー・レンジローバー:醸し出す特別感 誇らしきUK製モデル(1)
デュアリスはなんでヤリスクロスになれなかったのか
10月の新車販売はヤリスがN-BOXを抜きトップを奪取! N-BOX JOYが新発売されたのに何が起こった?
なぜ「“背の低い”ミニバン」不人気になった? 「ウィッシュ」「ストリーム」はめちゃ売れたのに… 今では「超苦戦中」! スタイリッシュな「低高ミニバン」消えた理由は
100万円以下で「クラウン」に乗りたい! めちゃ安い“高級セダン”は買っても大丈夫? 古くても「やっぱりクラウン」だけど格安中古はやめたほうがいい?
低燃費性能 低価格化…… 永遠のライバルのダイハツ VS スズキ 軽ガチバトル徹底研究【10年前の再録記事プレイバック】
アメ車「ビュイック」が中国で人気! 一方本国アメリカでの立ち位置が微妙になっていた
むしろ「モンデオ」の後継車? フォード・カプリ AWDへ試乗 目標はファミリースポーツカー
スペックも価格も「ランクル250」とガチ勝負!? ホンダ最強オフ性能の新型「パスポート」がかなり本気
【変わりゆく市場】トヨタの象徴「クラウン」2台はなぜカー・オブ・ザ・イヤー10ベストに落ちたのか?
【匂わせコンセプトも】次期「RAV4」もオフ系ワイルド路線か。姉妹モデルのハリアーはどうなる?
【ハイブリッドは本当に自社開発】次期「CX-5」に公式の新情報3つ。予想より発売が遅れる可能性も
北米レクサスが販売する3列SUV「TX」は何モノ!? “LBX顔”で実質650万円~…25年モデルに進化
【アルファード/ヴェルファイアはイヤ!】そんな人の選択肢になるかもしれない高級ミニバン「Vクラス」はどんなクルマなのか?
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
【SUVだらけでお腹いっぱい】世間に流されず自分らしい車を探し出すための、愛車の「因数分解術」
【日本もすぐ】「CX-60」改良モデルが欧州で先行発表。大手術となった乗り心地改善ポイントを解説
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!