初代カングーを思わせるスズキ ソリオは家庭を持つ国民の良き道具となる
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:編集部 8
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:編集部 8
ごく普通ぐらいのペースで各所を走らせてみても、つまりあなたが普段行っているのと同じような感じで走らせてみても、「なかなかよろしい実用車なのではないか?」という感慨は変わらない。
背が高い車であるため、普通の車と同じような感じで比較的ラフに運転しようとすると、車体がややグラッときて不快ではある。しかしそこを勘案したうえでジェントルな運転さえ心がければ、この背高ノッポの実用車はきわめて上質なニュアンスで、市街地ならびに幹線道路、高速道路を滑るように快走する。
や、「きわめて上質」「滑るように快走」はちょっとホメすぎかもしれないが、少なくとも「安物感」はほとんど感じない。
1.2Lエンジンはさすがに大衆的なタイプであるため、「ブン回して楽しい」みたいな感触は皆無。だがあくまでも抑えめに回してやるエンジンに、モーターによるアシストが加わった際の感触、あるいはモーターのみのEV走行をしている際の感触は、なかなか優雅ですらある。
同時に、自動車マニア的には「スズキのAGS」と呼ぶシングルクラッチ方式の変速機もなかなかのものだった。
詳しい説明は割愛するが、この種の変速機というのはどうしてもギクシャク感が生まれがちで、ハッキリ言って気持ち悪く感じる場合が多い。だがソリオ ハイブリッドのそれは、不可避的にギクシャクする「変速の谷間」をモーターの力で埋めてやるというアイデアにより、谷間をほぼ無くしている。あくまで「ほぼ」ではあるが、十分だろう。ぜんぜん気持ち悪くない。
そして類似のボディ形状を持つ軽自動車との差が如実に現れるのは、当たり前の話だが高速道路においてだ。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
メルセデスAMGが待望のWEC&ル・マン参入! アイアン・リンクスと提携、2025年LMGT3に2台をエントリーへ
TCD、モータースポーツ事業を承継する新会社『TGR-D』を2024年12月に設立へ
ウイリアムズとアメリカの電池メーカー『デュラセル』がパートナーシップを複数年延長
“650馬力”の爆速「コンパクトカー」がスゴイ! 全長4.2mボディに「W12ツインターボ」搭載! ド派手“ワイドボディ”がカッコいい史上最強の「ゴルフ」とは?
フェラーリ育成のシュワルツマンが陣営を離脱。2025年はプレマからインディカーに挑戦
スバルBRZに新たな命を吹き込む 退役軍人のセカンドキャリアを支援する英国慈善団体
オープンカー世界最速はブガッティ!「ヴェイロン」より45キロも速い「453.91km/h」を樹立した「W16ミストラル ワールドレコードカー」とは?
『ローラT92/10(1992年)』“賃貸住宅ニュース”で強いインパクトを残した新規定グループCカー【忘れがたき銘車たち】
リバティ・メディアCEOマッフェイの退任、背景にあるのはアンドレッティとのトラブルか
約10年ぶりに“メイド・イン・イングランド”に!? 新型「ミニ・コンバーチブル」が“ミニの聖地”で生産開始
【クルマら部】「ポルシェ911」クルマ愛クイズ!全4問・解答編
昭和の香り残す街に130台のクラシックカー…青梅宿懐古自動車同窓会2024
【クセ強だけど懐かしい】光岡、55周年記念車「M55ゼロ・エディション」発売。100台限定…ベースはあの車
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
新型「ティグアン」正式発売で注目集まる豪華装備とお値打ち度。世代遅れの兄弟「Q3」よりお買い得
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
北米レクサスが販売する3列SUV「TX」は何モノ!? “LBX顔”で実質650万円~…25年モデルに進化
【アルファード/ヴェルファイアはイヤ!】そんな人の選択肢になるかもしれない高級ミニバン「Vクラス」はどんなクルマなのか?
新たな仲間募集、JAFの給水素+給電カー、新型GR86の方向性…S耐最終戦で見えたトヨタと水素の現在地
【SUVだらけでお腹いっぱい】世間に流されず自分らしい車を探し出すための、愛車の「因数分解術」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!