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プロクセスC1S、快適なクルマをより快適に

上質な移動空間をもたらす

試乗会場であるホテルエントランス付近の石畳路面を走った時点で、先代CT01との差は明確に感じる。両者共にエアー圧は適正なのだが、C1Sはまるでエアーを大きく下げたかのような当たりの柔らかさがある。これは一般道でも継続して感じられる特長で、当日は雨のため水切り音にかき消されて確認できなかったロードノイズも、路面への当たりが柔らかいので低いだろうと予想するのに十分なレベルにあった。

そして、このような快適性の高いコンフォートタイヤを思わせる乗り味を持ちながらも、タイヤに高負荷がかかる高速道路やワインディングで不安な動きが一切無いのが何よりの好印象。高速道路で急なレーンチェンジをしようとも、さらにはワインディングをタイヤが鳴くようなペースで走ろうとも、タイヤがグニャッと潰れる感覚が無い。ステアリングからの確かな手応えと共に安定した動きがあり、安心して走れるのだ。大げさに思うかもしれないが、その感覚はまるで“ステアリングを切るとタイヤのエアー圧が向上するかのよう”で、これこそ左右非対称パターンが成せる乗り味だと感じたのだ。

唯一気になったのは、ステアリングをスムーズに切って曲がりだすと、途中からステアリングへの手応えが大きく増す感覚があること。おそらく外側ブロックに荷重が掛かりだした際のフィーリング変化だと思われるが、高い安定感と快適性を両立する裏で唯一犠牲になった分野ともいえる。だが、この癖ともいえる特性を考慮しても、セダンユーザーであれば注目して損のない高い総合能力を持っていると感じた。

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