トヨタ＆レクサスが全長5mオーバーの大型3列電動SUVを開発中。レクサス版「TZ」の予想画像も登場

レクサス TZ 予想CG 「画像：APOLLO NEWS SERVICE」

BEV人気に陰りで計画に遅れも…2026年登場か

TZは「RX」よりも大きく、「LX」よりややコンパクトな位置づけになると見られます。ボディ全長は5000mm前後とされ、堂々とした存在感を放ちながらも、街中での扱いやすさにも配慮したパッケージになる見通しです。

予想CGは、2021年に公開されたデザインスタディのレクサス「エレクトリファイド SUV」をベースにTXを重ね合わせ造形となっています。TXがそうであるようにキャビンは7人が快適に過ごせる広さを実現することになりそうです。

2024年春、欧州連合知的財産庁に「TZ 550e」「TZ 450e」という名称が商標登録されたことが確認されています。これらは市販グレード名となる可能性が高く、上位仕様として「TZ 600e」が追加されるという見方もあります。

当初はbZ5X、TZともに2025年内の発表が予想されていましたが、世界的なEV市場の伸び悩みを受け、計画が見直されたとみられます。現時点では2026年の正式デビューが有力視されています。

価格帯はレクサス「LX」（1450万円〜）をわずかに下回る設定が見込まれ、1000万円台前半となる可能性が高いようです。

2026年、両ブランドが描く“次のフルサイズSUV像”に注目が集まります。

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（写真：APOLLO NEWS SERVICE、トヨタ、レクサス）