トヨタ ヴェルファイア おすすめは装備の充実した4気筒ガソリンのゴールデン アイズ II
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:トヨタ自動車 242
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:トヨタ自動車 242
現在販売されている「ゴールデン アイズ II」は、それまで設定されていた特別仕様車「ゴールデン アイズ」を改称してカタログモデルとしたものです。もともとは特別仕様車ですので装備は充実しており、主には下記のような装備が標準で付いています。
・3眼LEDヘッドランプ
・LEDシーケンシャルターンランプ
(フロント/リア)
・LEDコーナリングランプ
・パワーバックドア
(挟み込み防止機能付き)
・アクセサリーコンセント
(AC100V/100W、ガソリン車:1個、ハイブリッド車:2個)
・ウエルカムパワースライドドア機能付きスマートエントリー+プッシュスタートシステム
・高輝度塗装18インチアルミホイール
(ガソリン車のみ)
・メッキ加飾のインサイドドアハンドル
(フロント/リア)
・専用ゴールド加飾のスマートキー
(ウエルカムパワースライドドア&予約ロック機能付き)
・アダプティブハイビームシステム
ガソリン車の「2WDか4WDか?」というのは人それぞれの使用環境や使用目的によるでしょうが、「ガソリン車かハイブリッド車か?」というのは少々悩むところかもしれません。
とはいえ、燃費性能はたしかに良好なハイブリッドですが、約60万~80万円ほど高くなる車両価格を「燃料代」で取り戻すのは至難の業です。その意味では、普通に軽快に走れる2.5Lガソリンエンジン車のほうで十分だと言えるでしょう。
ヴェルファイアのライバルとなるのは、2020年10月に内外装デザインを変更するとともに予防安全装備を強化するマイナーチェンジが行われた日産「エルグランド」と、同門の兄弟車である「アルファード」です。
このうちエルグランドは、2020年秋にマイナーチェンジが行われたとはいえ、2010年デビューの車ですので基本設計の古さは否めず、今からあえて買う意義は正直見いだしにくい存在です。
そして兄弟車のアルファードは、さすがによく売れているだけあって総合力の高いLサイズミニバンであり、価格はそれなりに高いのですが、「その分リセール価格も高い」という美点もあります。
その意味ではヴェルファイアではなくアルファードを選ぶのが、有利というか「定石」であるとは言えるでしょう。
しかしトヨタ ヴェルファイアの、このなんともアグレッシブなフロントフェイスは唯一無二のモノであり、「このデザインこそが好きなんだ!」という方もいらっしゃるはず。
その場合には、つまりヴェルファイアのデザインと存在感がお好きなのであれば、最後に残った「ゴールデン アイズ II」のガソリン車は、装備も充実していますので、決して悪い買い物ではありません。この顔がお好みであるならば「買い」でしょう。
写真はヴェルファイア GOLDEN EYES II
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