プリウスPHV初試乗。EV航続距離や最高速度、快適性能が大幅進化
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:小林 俊樹、トヨタ自動車
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:小林 俊樹、トヨタ自動車
プリウスPHVを理解するためには、プリウス/プリウスPHVの開発責任者を務めた豊島浩二・MS製品企画ZFチーフエンジニアの発言を紹介するのが早いだろう。
「4代目(現行)プリウスは3代目プリウスからの“変化”モデル。しかし、2代目(新型)プリウスPHVは“進化”モデルです」
4代目プリウスも「TNGA」という新しいプラットフォーム構造を採用し、新ハイブリッドユニットを搭載しているが、モノ造りの発想としてはキープコンセプトであり、時代変化に合わせてモデルを変化させたに過ぎない。
しかしプリウスPHV(プラグインハイブリッド)は、HV(ハイブリッド)モデルに代わって次世代を背負っていく存在で、これからの時代をリードするべく進化を果たしている。その意味するところは、“変化”と“進化”という言葉を使い分けるほど、プリウスとプリウスPHVの間に明確な差が意図的に付けられているということだ。以下、具体的に見ていこう。
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