新型VWティグアンに試乗。走るスマホ化&絶妙価格戦略で攻勢をかける
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ
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振り返ると日本で8年前に出た初代ティグアンは、まさにSUV版ゴルフでした。実際当時のゴルフVがベースで、ボディサイズは今ほど大きくなかったし、デザインはゴルフと全然違ってたけど、どことなくアカ抜けない印象。それだけにその後出たプレミアムなBMW XシリーズやメルセデスSUVの質感に押されてる感もありましたが、これでやっと追い付き、さらにVWらしさも主張できてます。
特に凄いのは価格戦略で、税込360万円スタートでこの使い勝手、この質感はなかなか。なにしろメルセデス・ベンツGLAやBMW X1レベルの値段で、ひとクラス上のSUVクオリティが得られるようなところありますから。
中でも注目はVWがオールイン・セーフティと呼ぶ基本安全&先進安全装備の充実度で、360万円のコンフォートラインで9エアバッグ、プリクラッシュブレーキシステム、ドライバー疲労検知システム、アラウンドビューカメラ、パークアシスト、ACC、ポストコリジョンブレーキシステムなどをすべて標準装備。さらに433万円強のハイライン以上となるとレーンキープアシストやレーンチェンジアシストシステムまで標準装備で、完璧にライバルを凌駕。
これこそ最新VW流のオイシイとこ取り戦略で、品質や装備はプレミアム同等かそれ以上なのに、値段は大衆車ちょい上という絶妙なるポジショニング。大胆な「つながるSUV」戦略と同時に進める「お買い得プレミアム」戦略で新たな時代を築けるか! このあたりが今後のVW復活の命運を握る気がしますな。
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