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河口まなぶカレラ4試乗 ポルシェは何が凄いか?

キャラクターが明確に分かれた

なぜなら911を実際にデイリーユースすると判るのだが、ワインディングやサーキット、もしくは自分がその気になった時にはスポーツ性の高さにホレボレする一方、普段使いも厭わない性格を昔から備えるため、純粋な移動の時にはもう少しスポーツ性を薄めて良いかもと思える瞬間があるからだ。その意味ではビッグチェンジを果たして普段使いとスポーツドライビング時のキャラクターが明確に分かれ二面性を持ったことを、僕は大いに歓迎したいのだ。

普段使いでは大人っぽく大人しく、スポーツドライビング時には最高の快感を与える、そんな二面性を変身するがごとく見せるようになったことで、その時に覚える感動も大きくなったと思える。このギャップが、堪らないのだ。

またDFIエンジンは3000回転を境として普段とスポーツが明確に別れているし、PDKも使い方、踏み方次第で明確に普段とスポーツを分けている。

だから普段使いではエンジン音を潜めるため室内の静粛性も高く、PDKはティプトロSと何が違うのか判らぬほど滑らか、そしてカレラ4特有の重厚感と洗練された乗り味…下手なスポーツセダンではかなわない上質な普段使いの世界が広がる。

一方その気になれば、3000回転を超えてエンジンはあの独特の金属音と太いサウンドで室内を満たし、PDKは極めてダイレクトかつ素早い変速を行い、新たにPTMを得てカレラ4ならではの高い安定性を一層高めたものとして感じさせながら硬質で芯のある乗り味を見せる…もちろん、超一級かつ独自の味の濃いスポーツカーの世界が広がる。

晴れの日も雨の日も、仕事でも遊びでも、自分の好きなただ1台を常に使いたい…というのは僕の志向だが、そうした志向を911カレラ4シリーズは存分に満たしてくれる。

ところで今回のビッグチェンジによって911シリーズは世のトレンドの最先端を行くスポーツカーになったともいえる。DFI+PDKによって自動車の本質的な魅力である走る楽しさ気持ち良さを、最も優れる数値で10km/Lという燃費性能とともに実現している。一般的な認識からいえば10km/Lは今や当然の数字だが、0-100km/hを4~5秒台でこなす345~385psのスペックを考えれば驚愕の数値。胸を張って乗ることができる。

ポルシェは今回の911のビッグチェンジで、将来への目処をある程度つけた。これならば今後も911はその歴史に幕を閉じずに済むはずだし、ポルシェはきっと次にも我々をアッと言わせる911を送り出すはずだ。

自身で996カレラ4&4Sを乗り継いで感じたのは、これほどデイリーユースで高性能を使っても、少しもへこたれない911の、ポルシェの、圧倒的な耐久性の高さ。それは今回新たになった997に乗ってもやはり強く感じる。ならば今後もポルシェは新たな技術を取り込みつつも、911を同じような発想で作り続けていくに違いない。そう、最高のパフォーマンスを毎日飽きることなく、臆せずに使えるスポーツカーを。

それは僕の理想でもあるだけに、今回改めてポルシェと911に、心酔したのだ。

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