【ガソリン高くて死ぬ…(切実)】節約の術「ハイブリッドはアクセルを踏まないが鉄則」ってどういうこと?
掲載 carview! 文:西村直人(NAC) 96
掲載 carview! 文:西村直人(NAC) 96
そうならないために、周辺の交通状況に合わせた運転方法を提案したい。
具体的に流れの速い夜間の国道などでは、概ね発進から2秒ほど(10km/hを超える程度)までは“ふんわりアクセル”でも、そこからは少し踏み込み巡航速度(たとえば規制速度)までリズム良く加速させる。たったこれだけ。
では、もともと燃費数値に優れるハイブリッドモデルの場合はどうか。
いわゆるマイルドハイブリッドシステムではない、フルハイブリッドシステム搭載車(「プリウス」や「ノート」や「フィット」など)では次の3項目の実践をおすすめしたい。
>>プリウスの燃費を見てみる
>>ノート e-POWERの燃費を見てみる
>>フィットハイブリッドの燃費を見てみる
A)発進時、電動モーターの力を最大限使うため、必要以上にアクセルを踏み込まない。タイヤの転がり具合を意識する感覚だ。具体的には、いわゆるパワーメーターで「ECO」の領域、もしくは「EV」と緑色マークが表示されるエンジン停止領域だけで燃料消費量が増える発進時をやり過ごす。ちなみにシリーズハイブリッド方式の日産「e-POWER」やホンダ「e:HEV」でも、急加速を行うと発電量を増加させるためエンジンが早めに始動する。
B)クルマが動き出し、望んだ加速度が得られたらほんの少しペダルを緩める。そして希望車速に近づいたら失速しない程度にさらに緩める。電動モーターの走行はシステムによって上限速度が異なり、駆動用バッテリーの充電状態にも左右されるが、多くのハイブリッドモデルはペダルを“ほんの少し緩める”ことで伸ばすことができる。また、シリーズハイブリッド方式でもペダルを緩めることで電動モーターへの通電量が減り、次のエンジン発電までに距離が稼げる。
C)減速は“じんわりブレーキ”で回生ブレーキ領域を目一杯使う。操作は簡単。パワーメーターの回生領域が多くなるようにじんわり踏み込み、最大値を保つよう一定のブレーキ操作で減速する。前述の3と4を組み合わせると効果的だ。ブレーキペダルの踏み込み速度が速い(強い)と油圧ブレーキが優先され、せっかく「電力」として回生できる運動エネルギーが「熱」に変わってしまう。1ジュールも無駄にしないため常に“じんわりブレーキ”を徹底したい。一方で、もちろん最大限優先するべきは安全。危険を感じた際に、燃費を優先して急ブレーキを踏むのが遅れた、などという事態には至らないよう心がけたい。
1997年の初代プリウス発売以降、各国の各メーカーがハイブリッドモデルを販売するなか、この3点は多くの技術者たちが結果を出す定石として口をそろえる事柄だ。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
BMW新型「2シリーズ グランクーペ」は528万円から…日本の道路事情にジャストサイズが嬉しい! ガソリンだけでなくディーゼルもあります
「安ウマ」で人気のホンダWR-Vがもっと「ウマ味」をプラス! 弱点だった「上質感」が加わってバカ売れ確実!!
ホンダ「ホーネット2.0」 最新モデルをインドで発表
欧州 CO2規制を緩和、自動運転開発にテコ入れ 「今こそ行動起こすとき」
【サウジアラビア】トヨタ最新型「クラウン“マジェスタ”」がスゴイ! 約840万円の334馬力「ハイパワーモデル」! 5年ぶり復活の「高性能仕様」どんなモデル?
新東名‐市街間の「ボトルネック」7日ついに解消! 大井川を渡る“静岡の大動脈”に橋を追加
標準装備を厳選して戦略的な価格を実現したメルセデス・ベンツGLC/GLCクーペのエントリーモデルが日本デビュー
【2025年F1チーム別プレビュー/ウイリアムズ】2026年に集中も、サインツという資産を得て上昇は必至
VW、小型EV『ID. EVERY1』を2027年に市販へ…価格は2万ユーロから
サイバートラックが異次元カスタムで覚醒!? ドイツのチューニングメーカー“マンソリー”が手がけた「イーロンゲーション」とは
外装のアクセントカラーは460億通り! 「ベントレー・コンチネンタルGT」オプションの無限の可能性
日産「崖っぷち」からの大逆転なるか? 800億円赤字、工場閉鎖…「技術の日産」再興でスバル化戦略? e-Powerの未来どうなる
「左折時にやたら右に膨らむ」「夜ライトをつけない」みたいなクルマに遭遇した時どうするとよいのか?
【素朴なギモン】“車両保険”は必要か否か?加入するかどうかの「なるほど!」な判断基準を解説
レクサス「LX」改良。“鉄壁の新ハイブリッド”搭載、1450万円~…「オーバートレイル+」、“松山英樹仕様”も
【ミツオカがまたまたやった!】終売決定のカローラフィールダーを“魔カスタム”でリバイブさせた「リューギワゴン」特別仕様車が限定爆誕
ホンダ「WR-V」一部改良。鳴り物入りのコスパ王に“テコ入れ”が必要になった理由とは?
【新型公開】最新BMWデザイン採用「2シリーズグランクーペ」発売。日本の道路にちょうどいいサイズ
【日本車か外車か問題】“輸入中古車評論家”を自称していた自動車ライターが「欧州車崇拝」をやめた理由
【あの頃、あいつは峠で神となった】2代目「CR-X」 “ホンダの元気”を象徴したコンパクトホットハッチ
アウディ新型「A5」発売。“A4の内燃機関モデル”を統合、代名詞“シングルフレームグリル”はどう進化?599万円から
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!