もしや新型スーパーカー「6C」? アルファが8月末に予告する謎モデルの正体
掲載 carview! 文:編集部 16
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最近震えるネタが少ないとお嘆きのイタリア車ファンのみなさまこんにちは。少し前からアルファロメオが謎のニューモデルを発表すると予告してますよ! “謎モデル”は8月30日(欧州中央時間)にアルファロメオミュージアムからライブストリーミングでワールドプレミアされるんだとか。
SNSに投稿された予告画面(ページトップ)の「Il coraggio di sognare」はネット翻訳によればイタリア語で「夢を抱く勇気」とのこと。その下には「かつなてない情熱でもってゲームチェンジをつかみ取る時が来た! 夢に飛び込む準備をせよ!!」的な文言が並んでいます。なにやら特別感のある胸アツモデルの予感。
ティザー画面には少しレトロ感も漂うアルファの“盾グリル”のアップが映され、マットブラックに塗られたグリルのルーバー(横さん)部分に白い蛇が描かれている模様。目線の高さで見下ろしたときには、蛇がつながって見えるのでしょう。
ちなみにアルファが鋭意開発中で、モデル名を公募しているブランドの“最小SUV”ことコードネーム「キッド(Kid)」は2024年前半に発表されるので、今回のティザーとは無関係です。
ネットで見かける有力な推理の多くは、以前より夏公開と予告されていた新型スーパースポーツカーの「6C」(正式なモデル名は決まっていない模様)ではないか? というもの。ちなみに販売済みの「4C」(2013-2020年)は4気筒、「8C」(2007-2010年)は8気筒ユニットを搭載したため、噂が事実だとすると“6気筒ユニットを搭載したスポーツモデル”ということになります。
<写真:アルファロメオ 4C>
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アルファは2025年以降の新型車をすべてEVにすると宣言しているので、“最後の純ガソリン”スポーツのために新規ユニットを新設計するのは非現実的。リアリティがありそうな持ち駒はクアドリフォリオ・シリーズに搭載される2.9L V6ガソリンターボでしょうか?
21年にデビューした500台限定の「ジュリアGTA」では最高出力540ps/6500rpmのハイチューンが与えられるなど、最後のエンジンモデルとして有終の美を飾るのに相応しいユニットではと愚考する次第です。
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<写真:ジュリアGTA>
というわけで“謎の新型アルファ≒6C”に期待の件は、引き続き8月30日のワールドプレミアに注目! デザインに関してはティザー画像からも醸し出されているように、レトロな雰囲気をミックスしたものと予想されていて、このあたりは8C/4Cにも共通する部分ですね。
フェラーリ・ランボ・ポルシェの御三家もいいけど、もっとこう…ドルチェなのにほんのり苦い、ティラミスのような1台が欲しかったんだよ(意味不明)などと悩まれていたイタ車ファンのみなさま、祭りの予感してまいりました!
価格は4Cで1000万円級、8CやGTAで2000万円級だったことや、最後のピュアエンジンスーパースポーツに相応しいアルファ渾身の1台となれば3000万円台も余裕であり得そう。限定生産となるのもほぼ確実で、8Cはクーペとスパイダーを合わせても世界800台ちょっと、GTAは世界500台だったはずですが、果たしてどうなるでしょうか?
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最後に期待に水を差すようで気が引けますが、各所からの報告によれば、まだ見ぬ6Cは今年春の時点で売り切れ状態という観測も…。日本向けの割り当て台数やお披露目イベントに期待を繋ぎつつ、刮目して待ちたいと思います!
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