まもなく抽選エントリー開始！ 大枠の予想は800万円台。スペシャルパーツ盛り盛りの「STI S210」まもなく発売か

S210プロトタイプ

ニュルで鍛えた足回りは街乗りでも快適らしい

シャシー関係では、専用チューニングとなるZF製電子制御ダンパーと専用コイルスプリングを採用。

さらに新開発となるリアスタビライザーブッシュを採用したほか、Sシリーズではおなじみの「フレキシブルドロースティフナー」を前後に組み込んでおり、車両の反応を高めながら、正確でリニアなハンドリングを追求している。

ブレーキは前後ドリルドディスクローターを採用。フロントはレッド塗装されたブレンボ製モノブロック6ポットキャリパーを組み合わせて制動力を強化するとともに、専用チューニングの電動ブースターを採用することで、コントロール性に優れたブレーキシステムに仕上げている。

タイヤはミシュランのハイパフォーマンスモデル「パイロットスポーツ4S」を装着。ベース車のサイズは245/40R18だが、S210は1インチアップ＋10mmワイド化して255/35R19となる。

足回りで注目したい点が「STIフレキシブルパフォーマンスホイール」と呼ばれるBBS製のアルミホイール。2024年に発表された「WRX S4 STI Sport♯」で初採用されたホイールで、前後のリム形状を専用仕上げにしてタイヤの接地面積を最適化を図る。

これで、ステアリング操舵時の車両応答性を高めている。このホイールもニュルブルクリンク24時間レース参戦のノウハウを活かして開発されているというが、一般道をゆっくり走ったときにも効果を発揮するというから興味深い。