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コンパクトSUVのGTI!Tiguan新グレード試乗

走るとどこがどう違うか

ならばこの「スポーツ&スタイル」、ドライビングした印象はいかなるものか? まずエンジンに関していえば、170psの「トラック&フィールド」でも僕は特にパワー不足を感じることはなかった。けれども、200psの「スポーツ&スタイル」に乗ると、“けっこう速いじゃん”という感慨を与えるだけの加速をする。スペック表によれば、車重は1640kgと、「トラック&フィールド」と変わっていないから、パワーアップした分がそのままパフォーマンスの違いになっているということだ。ちなみにヨーロッパ仕様の動力性能数値をピックアップしてみると、0-100km/h加速は170ps仕様の9.9秒に対して200ps仕様は8.5秒に短縮され、最高速は197km/hから207km/hに伸びている。

一方、フロントスカートの形状は高速での直進性に影響を与えるはずだが、あまり高速を出せる道路環境になかった今回のテストルートでは、その違いは明確ではなかった。表現を変えれば、同様のテストルートで乗った「トラック&フィールド」の場合も、高速での直進性に特に不安や不満を感じることはなかった、と記憶している。

 ハンドリングに関していえば、タイヤが16インチから17インチにサイズアップされたことがどう影響するか、というのが焦点になる。正直なところ、16インチ装着モデルと直接乗り比べないと正確な比較は難しいが、ステアリング操作に対するレスポンスが一段とクイックに感じられ、「トラック&フィールド」よりスポーティさを増したように思えた。

 その一方で乗り心地だが、これも16インチ装着車から乗り移るとバネ下の重さの違いを実感するのかもしれないが、17インチ装着車だけに乗った印象では、特に乗り心地に粗さを感じるといったことはない。ハンドリングに関しても乗り心地に関しても、背の高いゴルフVといった印象の、スッキリした乗り味が印象的なクルマだといえる。

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